東京から徳島までフェリーの利用を検討されている方へ向けた記事となります。
この記事でわかること
オーシャン東九フェリーの乗り方
※東京、徳島、北九州を繋ぐフェリーが「オーシャン東九フェリー」です。
実際に東京から徳島までフェリーに乗船した経験をベースに書いています。
- 東京から徳島までのフェリーについて
- オーシャン東九フェリーの予約方法
- オーシャン東九フェリーの乗船方法
- 東京から徳島までの船内の様子
をまとめました。
これを読めば、東京から徳島まで安心してフェリー旅ができると思います。
旅先でより楽むために情報収集としてお使いください。
東京 徳島 フェリー
東京から徳島へフェリーで行くには「オーシャン東九フェリー」を利用します。
オーシャン東九フェリーは東京、徳島、北九州を繋ぐフェリー路線です。
私が東京から徳島まで乗船した日のタイムテーブルにはこちら。
日程 | 地名 | 時刻 ※金曜日ダイヤの場合 |
1日目 | 東京 | 19:30出発 |
2日目 | 徳島 | 14:20着
15:20発 |
3日目 | 北九州 | 6:20着 |
曜日、土日祝日によってダイヤが変わるので注意が必要です。
早速、予約の方法から説明していきたいと思います。
東京 徳島 フェリー 予約
オーシャン東九フェリー主な予約方法はこちら。
- 電話予約
- Web予約
電話口で「乗船予定」「下船場所」「人数」「車両の有無」を伝え、料金の説明を受けます。
こんな感じでした。
また、便によって「個室」がある船もあるようです。
- 便によって「個室」の利用を確認される場合もある
予約担当の方に希望を伝えましょう。
最後に予約番号を教えてもらえるので忘れずにメモをとり予約は無事完了です。
後は当日に現地(東京湾フェリーターミナル)でチケット購入する流れになります。
また、Web予約にも対応したようです。
どちらの方法にせよ、混雑する時期もあるので事前予約をするのがオススメです。
東京 徳島 フェリー 混雑
そもそも長距離フェリーは初体験の方もいらっしゃると思います。
基本的には予約乗船を推奨しているようです。
東京 徳島 フェリー 自転車
東京から徳島までフェリーで行って、自転車旅をする方向けの情報です。
オーシャン東九フェリーに自転車を携行する方法は主に二つあります。
- 自転車を解体し、輪行袋に入れて手荷物として携行する
- 自転車を解体せずに乗船する
それぞれの「メリット・デメリット」をまとめてみました。
パターン | メリット | デメリット |
輪行して乗船 | 乗船料金だけでOKなのでコストが抑えられる。 | 輪行袋に梱包する手間、乗船する際に機材が壊れないように注意する必要がある。 |
そのまま乗船 | 車体への負担が少ない。 | 「特殊手荷物運賃」がかかる。 |
輪行すればこの料金はかかりません。
予約前に輪行するかを検討してみてください。
使った輪行袋はこちら。
東京港フェリーターミナルの入口脇には十分なスペースがあります。
端っこのスペースで輪行準備を済ませて、ターミナル内へ向かいます。
東京 徳島 フェリー 東京港フェリーターミナル
東京から徳島へのフェリーは「東京港フェリーターミナル」から出発します。
お台場の目と鼻の先にある「東京、徳島、九州」を繋ぐフェリーターミナルです。
ターミナル周辺は埠頭エリアの為、閑散としており、コンビニまで徒歩約10分かかります。
ターミナル内の設備は自動販売機、売店があります。
ただ、売店は営業時間、休業日があるので公式ホームページで最新の情報をご確認ください。
東京 徳島 フェリー 乗船券購入
電話予約の場合「東京から徳島までのフェリー乗車券」は窓口で購入します。
購入に際して、窓口のお姉さんから説明がありました。
なるほど。
有無を言わさず、窓口のお姉さんの話が続く。
とのこと。(変な期待させんなよ!)
フェリー予約の部分でも言及しましたが「便によって船の構造」が違うようです。
こうして「大部屋」の乗船チケットを確保しました。
待合室に向かいます。
東京 徳島 フェリー 東京湾フェリーターミナル 待合室
乗船客はフェリーの出発準備ができるまで待合室で待機します。
梱包済みの輪行袋をエレベーターに乗せ、3Fの待合室へ向かう。
待合室の大きな窓からはフェリーが既に着港している様子が見えました。
普段、フェリーに乗る機会はないので旅の気持ちが高まります。
暫くすると場内放送で「乗船順」のアナウンスがありました。
- バイク(自転車)
- 車
- 徒歩
の順で乗船案内をしていくとのこと。
バイク、車で乗船する人達が続々と待合室から離れていきます。
30分程すると私一人を残し、誰もいなくなりました。
徒歩で乗船するのは私だけでした。
バイク、車の乗船準備が終わると「徒歩」の乗船案内がアナウンスされました。
1Fのフェリーターミナル入口へ向かう。
東京 徳島 フェリー 船内
徒歩の乗客の方は「1Fのフェリーターミナル入口」に送迎用ハイエースが来ます。
東京から徳島へのフェリーは長距離船なので徒歩の方も車で乗船します。
規模の小さいフェリーだと徒歩で乗船するので、ここも特別感がありました。
フェリーに乗船すると車を下車して、2Fの客室までは自身の足で向かいます。
階段の前で自転車を梱包した輪行袋と大荷物をみた乗務員さんに声をかけられる。
これからお遍路という修行に行く身、いきなり人様にご迷惑をかける訳にはいかない。
と即答しました。
結果、階段が急で輪行袋を段差にこするわ、荷物が挟まるわ、全然大丈夫じゃありませんでした。
百戦錬磨の乗務員さんのお言葉に甘えるべきでした。
荷物をお持ちの方はご注意ください。
東京 徳島 フェリー 二等室客室
入口で乗務員さんに東京から徳島行きのチケットを見せると二等室へ案内されました。
明らかにイベントホールな「二等席」です。(不安に駆られる看板だ)
大部屋には既に40人弱の乗客がいました。
既にみなさん自分の寝床を用意していました。
明らかに待合室にいた人数よりも多いので、どうやら乗船する車内で待機していたようです。
勝手が分からないので先人を観察して勉強しました。
一人一枚ずつ「毛布」と「シーツ」と「枕」があてがわれているようでした。
代わりに「毛布」が余っていたので数枚使わせていただきました。
その結果がこちら。
「コンセントのある場所」を確保できたのは幸いでした。
大部屋を快適に過ごすためのポイントはこちら。
- 毛布
- シーツ
- 枕
- コンセント
乗船時には参考にしてみてください。
東京 徳島 フェリー 出航
遂に東京から徳島に向けてフェリーが出航しました。
せっかくなので、東京の夜の街並みを見に甲板に出ます。
非日常な体験なのでセンチメンタルな気持ちになります。
離岸して空を見上げると真っ暗闇で月がほのかに見えました。
途中、東京ゲートブリッジを通過しました。
寒さで手ブレして景色が霞みました。
早々にフェリー船内へ戻ります。
東京 徳島 フェリー 船内設備
東京から徳島までフェリーで約半日過ごすことになります。
船内を散策して、発見した設備がこちら。
- お風呂
- テレビ
- 食堂
- ゲームセンター
意外と充実していました。
特にお風呂はびっくりしました。
食堂には「うどん」や「カレーライス」がありました。
ゲームセンターは20年くらい前の台が置いてあり、数台故障していました。
すぐに手持ち無沙汰になったので再び大部屋に戻ることに。
大部屋のテレビでプロ野球のナイターを見ながら横になりました。
東京 徳島 フェリー 徳島港
太陽光が船内に差し込み、自然と目が覚めました。
船外に出てみると海風が心地よい。
昨晩は暗すぎて何も見えなかったけど、そこは太平洋でした。
甲板デッキにも行ってみる。
こっちも夜でよく見えなかったけど、結構年季が入ってました。
昼頃、東京を出発して徳島港にフェリーが到着しました。
東京 徳島 フェリー まとめ
東京から徳島までのフェリーについてまとめてきました。
- 東京から徳島までのフェリーは「オーシャン東九フェリー」を利用
- 主に電話かWebで予約が可能
- 部屋は雑魚寝と個室が選べる
- お風呂、食堂等の設備がある
総じて、東京から徳島までのフェリー旅は割と快適でした。
ぜひ、本記事を参考にして東京から徳島のフェリー旅をお楽しみください。
みなさんの旅の参考になれば幸いです。
この後のお遍路の様子はこちら。
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【お遍路】「遍路転がし」と呼ばれる難所が徳島にあったのでヒルクライムしてきた(7番〜17番)
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