ロードバイクいじり

【メンテナンス】自転車のスポークを交換する方法(SHIMANO WH-6800を使って解説)

自転車のスポークが曲がっちゃった(折れた)んだけど自分で直せるかな?

自転車のスポーク交換に興味のある方へ向けた記事になります。

この記事でわかること

自転車のスポーク交換方法

実際に自転車のスポークを交換した経験をベースに記事を書いています。

  • 自転車 スポーク 交換方法
  • 自転車 スポーク 交換の様子

についてまとめました。

「SHIMANO WH-6800」を使ってスポーク交換した様子を残しました。

みなさんの自転車いじりの参考になれば幸いです。

自転車 スポーク 問題

サイクリングから戻ってくると、リアホイールをみてみるとスポークが一本曲がっていました。

(そういえばリアホイールにブレーキシューがあたって重い感じがしたな、、、)

どうやら何かの拍子で曲がってしまったようです。

ホイールは「SHIMANO WH-6800」を使っています。

5万円以下で前後総重量1,649g(フロント705g、リア944g)のバランスの良いホイールです。

スポークが曲がったり折れたりするとホイールが振れてしまいます。

普段お世話になっているショップまでは少し距離があり、この状態で自走していくのは危険です。

近所の自転車屋に問い合わせるとSHIMANOのパーツ取り寄せに時間がかかるという話でした。

埒があかないので自分で調べてみることにしました。

自転車 スポーク 調査

まず、自転車のスポークの交換方法を調べました。

SHIMANOの公式ホームページに「販売店用マニュアル」があったので読んでみます。

(出典:SHIMANO公式ホームページ:WH-6800 販売店用マニュアル)

自転車のスポーク交換方法がバッチリ載っていました。

このマニュアルがあれば、道具揃えれば自分でも何とかなりそうだな。

とりあえず「ショップまで自走できる状態」を目指して、自分で交換することにしました。

自転車 スポーク 取り外し

自転車のスポークを取り外しには専用道具が必要です。

自転車のスポークを外す時には「ニップル回し」を使います!

「クロモリ製」のニップル回しがスポーククラブをなめにくいのでオススメです。


ニップル回しを使いスポーククラブをなめないよう、注意して緩めると簡単に外れました。

次は「ハブナット」の取り外しです。

ハブナットが「留め具」となっているので外さないとスポークを取り出せません。

ネジ部分が固着していて、取り外しでかなり苦戦しました、、、

ゴム手袋や潤滑油を使って数時間格闘し、何とかかんとか取り外しに成功しました。

取り寄せて分かったのですが「交換用スポーク」に「ハブナット」は付属していませんでした。

ハブナットは後で新品スポークで使い回すことになるので無くさないように保管します。

続いて、交換用スポークを準備します。

自転車 スポーク 準備

交換用スポークを準備するにあたり「スポークの長さ」を確認します。

スポークの長さが違うと「ホイールの振れ調整」で困ります。

同じ型のスポークでも長さが数種類あるので「交換するスポークの長さ」は事前に必ずチェックしてください!

今回はWH-6800用の交換スポークを準備しました。

手元に代替用のスポークが届いたら準備万端です。

届いた新品のスポークと交換するスポークを比べてみました。

新品と比べて、かなり曲がっているのが分かります。

次はいよいよ交換作業です。

自転車 スポーク 交換

SHIMANOのマニュアルを参考に交換用スポークを装着していきます。

スポークを取り外した状態のホイールはこんな感じです。

手順の「ハブナットをネジ山が隠れるまで締込む」が大変でした。

留め具部分でネジ穴が狭くなっているせいか、取り外し同様苦戦しました。

スポーツクラブの装着は「ワッシャー」を挟むことを忘れなければ大丈夫です。

装着が終わったら、スポークを調整してホイールの振れをとっていきます。

自転車 スポーク 調整

ホイールの振れ取りをするには専用の「振れ取り台」があります。

自宅でホイールのメンテナンスをする方には必需品でピンからキリまであります。

今回は「ショップまで自走できるように調整する」が目的だったのでスポーク交換したホイールを車体にはめ込んで調整しました。

振れ取り方法もYouTubeで「自転車 振れ取り」で調べるとたくさんの動画が出てきます。

「交換したスポーク」と「交換したスポークの前後」を中心にニップル回しで調整しました。

調整後、近所を10kmほど走って問題無かったので完成です。

自転車 スポーク まとめ

自転車のスポーク交換についてまとめてきました。

  • SHIMANOは「販売店用マニュアル」を公式ホームページに掲載している
  • WH-6800に関しては「ハブナット」を無くさないように注意

その後、修理したホイールでショップまで自走していき点検・調整してもらいました。

時速100km/hで走らなければ大丈夫な精度でしたよ。

とのことだったので、応急処置としては大丈夫な精度だったようです。

みなさんの自転車いじりの参考になれば幸いです。

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