ロードバイクいじり

【初心者の方向け】「クリート」の選び方(SPD、SPD-SLの特徴・違いを解説)

ロードバイクのクリートはどうやって選べばいいのかな?

ロードバイクのクリートに興味のある方へ向けた記事になります。

この記事でわかること

クリートの選び方(初心者の方向け)

実際にSPDとSPD-SLのクリートを使った経験をベースに記事を書いています。

  • クリート 種類
  • クリート SPD(シングルモード、マルチモード)
  • クリート SPD-SL
  • クリート 選び方

についてまとめました。

クリートによって乗り味が変わるので、ぜひペダルとシューズと併せて検討してみてください!

初心者の方でも運用のしやすいSHIMANO製品を中心に解説しました。

みなさんのギア選びの参考になれば幸いです。

クリート 種類

「クリート」とは「ビンディングペダル」と「シューズ」を繋ぐ部品です。

「ペダル」「シューズ」「クリート」は全て規格を揃える必要があります。

クリートもペダルとシューズと同様に「SPD」と「SPD-SL」があります。

SPD用のクリートは外せる方向により「シングルモード」と「マルチモード」があります。

クリートの特徴をまとめるとこんな感じです。

項目 SPD※ SPD-SL
シングルモード マルチモード
固定力
耐久性
種類(シューズ)
価格

それぞれのクリートをみていきます。

クリート SPD

SPDペダル用のクリートは「2箇所」で固定されています。

「SPD」はもともとMTB用なので歩きやすいシューズが多く、オフロードやポタリングに向いています。

シューズ裏のくぼみに「クリート」を固定するので、歩きやすいです。

また、SPD用クリートは「シングルモード」「マルチモード」があり「着脱方法」が違います。

初心者の方は「マルチモード」で着脱に慣れてから「シングルモード」に移行するのがオススメです。

(出典:SHIMANO

SPD用クリートの特徴をまとめました。

項目 シングルモード(SM-SH51) マルチモード(SM-SH56)
着脱 踵を外側にひねった場合のみ解除可能なので予期せぬ解除が起きにくい。 多方向に解除可能なので着脱がしやすい。
利用場面 サイクリングをメインに楽しみたい等、解除する機会があまりない場面に向いている。 街乗りや通勤等、解除する機会が多い場面に向いている。

それぞれの詳細についてみていきます。

クリート SPD シングルモード

SPD用クリートは「SHIMANO」が提供しています。

シングルモードのクリートは「ブラック」に塗装されています。

ペダルを外す方向がシングル(踵を外側に捻った場合のみ)でより固定がしっかりしています。

ビンディングシューズならではのペダリングを感じてサイクリングを楽しみたい方に向いています。

シューズ内側で使う「ナット(金属板)」の有無でセット価格が違うので注意してください。

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クリート SPD マルチモード

SHIMANOのマルチモードのクリートは「シルバー」に塗装されています。

ペダルを外す方向がマルチなので「着脱がしやすい」クリートです。

「初心者の方」や「ペダルの着脱が多い街乗り」がメインの方に向いています。

初心者の方は「マルチモード」のクリークでビンディングペダルに慣れるのがオススメです。

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クリート SPD-SL

SPD-SLペダル用のクリートは「3箇所」で固定されています。

SHIMANOのSPD-SL用クリートを例に説明していきます。

クリート SPD-SL SHIMANO

SHIMANOのSPD-SL用クリートは「黄・青・赤」の3種類あります。

「クリート」と「ペダル」がジョイントした時の「遊び(フローティング)」の角度が違います。

(出典:SHIMANO

各種類の特徴をまとめました。

クリート種類 特徴
赤 (SM-SH10) 固定タイプ。遊びが全くないので完全に固定されるので上級者向けのクリート。
青 (SM-SH12) 2度フロントセンターピボットタイプ。「黄(SM-SH11)」では「遊びがありすぎる」と感じるライダー向けのクリート。
黄 (SM-SH11) 6度フロートタイプ。初心者から上級者まで幅広い層にリーチする一般的なクリート。

基本、SPDペダルには「黄 (SM-SH11)」のクリートが付属します。

初心者の方は「黄 (SM-SH11)」で慣らしてから他の色に交換するのもオススメです。

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クリート SPD-SL クリートカバー

SPD-SL用クリートは剥き出しになっているので歩行すると消耗が早まります。

SPD-SL用シューズでもトイレや観光したい場合は歩くこともあるけど、それで走りが悪くなるのは嫌だな。

そういう場合はSPD-SP用クリートカバーがあるのでご検討ください。

クリート 選び方

SHIMANOのSPD用、SPD-SL用クリートの特徴について説明してきました。

特徴を改めてまとめました。

項目 SPD SPD-SL
シングルモード マルチモード
固定力 一方向に着脱が可能で、ペダルとシューズの固定力を十分体感できる 複数方向に着脱が可能で、ペダルとシューズの固定力は弱め ロード用で3箇所で固定されており、ペダルとシューズの固定力は強め
耐久性 金属製で減りは遅い。個人差はあるが1~2万km使うことも可能。 SPDと比較すると減りが早い。

特徴を踏まえるとSPDかSPD-SLのオススメはこうなります。

  • 街乗り、通勤が中心であればSPDがオススメ
  • 長距離サイクリング、競技志向の方はSPD-SLがオススメ
  • 初心者の方はSPDは「マルチモード」、SPD-SLは「黄 (SM-SH11)」がオススメ
私は「SPD(マルチ)」→「SPD(シングル)」→「SPD-SL(黄)」と試して今は落ち着いています。

クリートは消耗品なので交換時期が来たら別のクリートを試す良い機会かもしれません。

【初心者の方向け】クリート交換時期の見極め方(SPD、SPD-SLそれぞれ解説)

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今後はSHIMANO以外のクリートも試してみたいと思っているので、その際は加筆します。

クリート まとめ

クリートの選び方についてまとめてきました。

  • SPD用クリートは「シングル」「マルチ」があり、着脱方法が違う
  • SPD-SL用クリートはSHIMANOだとフローティング角度で3種類ある
最終的には自分のフィーリングにあったクリートがベストなクリートになります。

ぜひ色々試して「自分に合ったクリート」を見つけてください。

みなさんのギア選びの参考になれば幸いです。

 

クリートに合わせたビンディングシューズの選び方はこちら。

【初心者の方向け】ビンディングシューズの選び方(SPD、SPD-SLそれぞれ解説)

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クリートに合わせたペダルの選び方はこちら。

【初心者の方向け】ロードバイクペダルの選び方(SPD、SPD-SLの特徴・違いを解説)

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