新江ノ島水族館に興味がある方へ向けた記事となります。
この記事でわかること
新江ノ島水族館の楽しみ方
実際に新江ノ島水族館へ行ってきた経験をベースに書いています。
- 新江ノ島水族館 基本情報
- 新江ノ島水族館 各エリアの紹介(見所、ショー等)
についてまとめました。
皆さんのお出かけの参考にしていただければ幸いです。
江ノ島 水族館 チケット
新江ノ島水族館のチケットは「当日券」と「前売り券」があります。
当日券価格は下記の通りです。(記事掲載時点)
(出典:新江ノ島水族館公式ホームページ)
「前売り券」は窓口、各コンビニで購入できます。
「割引チケット」「グッズ付きチケット」「年間パスポート」もあります。
最新チケット情報を確認して、お得に楽しんでください。
江ノ島 水族館 アクセス
新江ノ島水族館の最寄駅は小田急線の「片瀬江ノ島駅」です。
駅舎は「竜宮城」をモチーフにしており、小田急ロマンスカーも乗り入れます。
新江ノ島水族館へは徒歩3分でアクセスでき、江の島に向かう際にも便利です。
江ノ島駅(江ノ島電鉄)、湘南江の島(湘南モノレール)からも徒歩10分でアクセス可能です。
どの駅からも134号線へ向かい、海岸線沿いに水族館が見えてきます。
以下、旅の様子となります。
江ノ島 水族館 新江ノ島水族館
新江ノ島水族館に到着。
「江の島水族館」の閉館を受け、2004年に開業した「江の島を代表する」水族館となっている。
周囲を見渡すとカップル、家族連れ、修学旅行生の団体など幅広い客層がいた。
建物は新国立競技場にも携わった大成建設が施工したそうだ。
窓口でチケットを購入して入館すると順路は2Fへ続く。
江ノ島 水族館 相模湾ゾーン
入館後、最初のエリア「相模湾ゾーン」に到着。
水族館の目の前に広がる「相模湾」を再現した大水槽が出迎えてくれた。
相模湾には「相模トラフ」があり、水深1,000mを越える深海には多くの海洋生物が生息している。
大水槽の主役は相模湾の漁場をイメージした「イワシの大群」だ。
「飼育員と魚たちの触れ合いショー」や「泡や音響を使ったショー」が不定期で行われていた。
イワシの他にも相模湾に生息する美味しそうなお魚たちが元気に泳いでいる様は壮観。
地元漁師さんが提供した魚も新江ノ島水族館内の水槽には放流されているそうだ。
また、相模湾ゾーンでは地元名産の「しらす」を通して食育展示をしている。
大水槽の手前に「シラスサイエンス」というコーナーが設置されていた。
2014年から世界初の繁殖「カタクチイワシ」の常設展示を通して伝えている。
正直、シラスについて考えたことはあまりなかったので大人でも勉強になった。
江の島には「シラス」の有名店があり、藤沢市のふるさと納税の返礼品ともなっていた。
気に入った方は家族で楽しんでも面白いかもしれない。
続いては新江ノ島水族館の展示で有名な「クラゲ」を全面に出したゾーンへ向かう。
江ノ島 水族館 クラゲファンタジーホール
新江ノ島水族館のホットスポットの一つであるクラゲファンタジーホールへ到着。
クラゲがモチーフとなっているエントランスの周りには特徴的なクラゲが展示されている。
世界最大のクラゲの一種「パシフィックシーネットル」の水槽は迫力があった。
傘の直径が最大で4m以上になることがある大型のクラゲが一面に広がる様は圧巻である。
タコのように付属器が8本ある「タコクラゲ」も展示されている。
ホール内は映像を投影できる仕組みになっており、各季節に合わせた映像が投影されている。
クラゲファンタジーホールは水槽だけでなく、空間で楽しめる工夫がされていた。
南米を中心に太平洋や大西洋に生息する「キャノンボールジェリー」も展示されていた。
食用でもあるキャノンボールジェリーはフランスのパリ水族館から譲り受けて育てたそうだ。
その他にも珍しいクラゲが多数展示されており、見所の多いゾーンだった。
江ノ島 水族館 ペンギン アザラシ
水族館の定番と言っても過言ではない「ペンギン」「アザラシ」が展示されているゾーン。
イルカショースタジアムへ向かう途中にあるので足を止める人が多かった。
新江ノ島水族館内で繁殖が進んでおり、家系図を見るとその歴史がわかる。
かつて多摩川にも出没した「ゴマアザラシ」が悠々と泳いでいる姿は癒される。
すぐ側には「子供水族館」としてメダカなどが展示されていた。
幼児から小学生まで幅広い子供が楽しめるような工夫がされているゾーンだった。
このゾーンを抜けると一旦屋外に出ることができる。
江ノ島 水族館 オーシャンデッキ
軽食を提供するオーシャンカフェに隣接するオーシャンデッキに到着。
デッキからは江の島の全容が見渡せてとても景色が良かった。
テーブルやカウンターなども整備されており、ファミリーやカップルがまったり過ごしていた。
この辺りは「トンビ」が生息していて屋外で食べ物を持っていると危険だ。
その点、デッキ上部にネットが張ってあるので安心して食事できるのは嬉しいポイント。
デッキの見所はなんと言っても相模湾の向こうに見える富士山。
カフェで軽食を購入して富士山を見ながらイルカショーの時間を待っている人もいた。
次はいよいよ水族館のメインと言える「イルカショー」を見に向かう。
江ノ島 水族館 イルカショースタジアム
富士山と江の島が見渡せる絶好のロケーションに建てられたイルカショースタジアムに到着。
新江ノ島水族館では「海の生物にまつわるショー」が開催されている。
訪問時のタイムテーブルはこちら。
イルカスタジアムではイルカショー「キズナ」が上演されている。
席は自由席で早い者勝ち。
前から4列ほどは「水に濡れるエリア」ということだったので後列に陣取りショーを待つ。
アザラシなどの前座が終わるといよいよイルカショーが始まる。
いくつになってもイルカのジャンプで興奮してしまうのは何故だろう。
イルカは人懐っこく、ショーの合間に水槽を覗いていると泡を出したりサービス精神旺盛だった。
新江ノ島水族館ではバンドウイルカの繁殖に力を入れているようで自前で育成しているとのこと。
トレーナーの方々がショーの合間に熱心にトレーニングをしていた。
トレーニングの内容もジャンプから鳴き声まで多岐にわたっていた。
トレーナーによっては子供達の近くでイルカに指示を与えてサービスしていた。
至近距離でイルカが芸をするのが見れて子供達は大喜びしていた。
イルカショー自体は約15分だが、裏側では何倍も時間をかけて作り上げているのだと実感した。
もしかしたらショー自体よりも見所かもしれない。
素晴らしいショー、バックヤードも楽しんだら折り返し。
江ノ島 水族館 ウミガメの浜辺
屋外にある「ウミガメの浜辺」へ到着。
ちょうど飼育員さんがウミガメに餌やりをする時間で多くの人が集まっていた。
タイミングが良ければカメが甲羅干しをしている場面にも遭遇できる。
気持ちよさそうに目を閉じている姿はなんとも言えない可愛さだった。
すぐ隣には何故かカピバラさん。
実はカピバラは泳ぎが得意な動物だそうで水辺に生息するそうだ。
本来であればこの周辺は動物に触れることもできるそうだ。
続いては一風変わった展示ゾーンへ向かう。
江ノ島 水族館 深海Ⅰ
相模湾ゾーンのすぐ隣にある「深海Ⅰ」のゾーンも見所の多いコーナーだった。
JAMSTECとの共同研究で生まれたコーナーで深海環境が再現されている。
世界初の水槽もあり、普段絶対に見ることのできない深海の世界が広がっている。
照明は暗く、フラッシュ撮影などは禁止となっているのでよく目を凝らして楽しんだ。
江ノ島 水族館 深海II
1F部分にある「深海Ⅱ」のゾーンへ到着。
ここでは深海2,000mまで潜航できる「しんかい2000」が展示されている。
1981年から日本初大深度友人潜水調査船として各地の調査で使用されてきた機体。
調査を通して蓄積された技術は「しんかい6500」等の後続機に生かされたそうだ。
相模湾を中心に駿河湾などの深海部で主に調査をしていた。
2002年に1,411回の潜航を終え、新江ノ島水族館に提供された。
2007年に機関遺産認定された機体。
深海に1,000回以上も潜航した機体を普通に見ることができるのも不思議な感じがした。
子供はもちろん、大人にとってもロマンのある展示ゾーンだった。
江ノ島 水族館 まとめ
ここまで新江ノ島水族館の主な見どころについてまとめてきました。
- 相模湾ゾーンの「大水槽」はイワシの大群が見所
- クラゲファンタジーホールは幻想的な雰囲気を体感できる
- イルカショーはショーだけじゃなく、トレーニングの様子も見所
- しんかい2000は大人もロマンを感じられる展示
他にも昭和天皇の海洋生物研究を伝えるコーナーや深海生物のコーナーもありました。
また、神奈川県が設置した「なぎさの体験学習館」もあり子供の学習にも役立つ施設もあります。
みなさんのお出かけの参考になれば幸いです。
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