ロマンスカーミュージアムに興味のある方へ向けた記事となります。
この記事でわかること
ロマンスカーミュージアムの様子
実際にロマンスカーミュージアムへ行ってきた経験をベースに書いています。
- ロマンスカーミュージアム アクセス
- ロマンスカーミュージアム チケット
- ロマンスカーミュージアム 館内の様子
- ロマンスカーミュージアム シュミレーター
- ロマンスカーミュージアム グッズ
についてまとめました。
シュミレーターでロマンスカー運転体験してきた様子も残しました。
皆さんのお出かけの参考にしていただければ幸いです。
ロマンスカーミュージアム アクセス
2021年4月にロマンスカーミュージアムが海老名駅にオープンしました。
小田急・海老名駅から直結徒歩1分の場所にロマンスカーミュージアムはあります。
小田急小田原線の新宿方面ホームから建物が目視でき、雨に濡れることなくアクセスできます。
駅周辺には「ららぽーと海老名」等の大型商業施設もあり、幅広い層が楽しめるエリアです。
ロマンスカーミュージアム ミュージアムクラブハウス
ロマンスカーミュージアムの横には「ミュージアムクラブハウス」が併設しています。
ここではロマンスカーにちなんだメニューが提供されてます。
小田急沿線食材を取り入れたオリジナルホットドッグ、デザート、ドリンク等を楽しめます。
入館までの隙間時間や退館後のランチにも便利な場所となっていました。
また、ロマンスカーミュージアム入口横に先頭車両の木造のオブジェが設置されていました。
入館待ちの時間に写真撮影等で子供を少し足止めしておける場所となっています。
続いてロマンスカーミュージアムへの「入館方法」について説明していきます。
ロマンスカーミュージアム チケット
2021年5月現在、ロマンスカーミュージアムに入館するには事前予約が必要です。
当日入館前に、スタッフの方に「予約画面」を提示する必要があります。
入館すると黒板に描かれた「手書きのロマンスカー路線図」が入口で出迎えてくれました。
路線図の横にはロマンスカーの時刻表が描いてありました。
ロマンスカーの時刻表は館内の数カ所に記載されているのでぜひ探してみてください。
窓口と券売機があるので「入館券」を購入します。
対象 | 入館料 |
大人(中学生以上) | 900円 |
子ども(小学生) | 400円 |
幼児(3歳以上) | 100円 |
(※記事作成時点。最新情報はこちら)
入館券の購入後、スタッフの方に提示していよいよ入館です。
「シュミレーター体験」への応募を聞かれるので、希望する場合は応募券をもらいましょう。
ロマンスカーミュージアム ベビー設備
ご家族でロマンスカーミュージアムへ行く方もいらっしゃると思います。
入館後、直進すると「ベビーカー置き場(無料)」があります。
ベビーカー持参で訪問予定でも、一時預けを利用して館内をゆっくり楽しむことができます。
また、綺麗なベビールームも完備されていたので「小さなお子さん連れ」でも安心です。
ロマンスカーミュージアムは子供関連の設備が揃っていました。
ロマンスカーミュージアム ヒストリーシアター
ロマンスカーミュージアムはヒストリーシアターから始まります。
順路案内に従い、エレベーターを降りると「モハ1形」が出迎えてくれます。
その先に小田急電鉄とロマンスカーの100年に及ぶ歴史を紹介するシアターがあります。
最初にロマンスカーミュージアムの基礎知識を入れ、次のエリアへ向かいます。
ロマンスカーミュージアム ロマンスカーギャラリー
次はロマンスカーミュージアムのメインエリア「ロマンスカーギャラリー」です。
実際に線路を走っていた「5種類のロマンスカー」が展示されています。
一番手前の車両は2018年まで現役だったLSE(7000形)です。
最近まで走っていた車両なので見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
1957年に登場した、初代ロマンスカーのSE(3000形)も展示されています。
手書きの「急行」の看板がノスタルジーを感じさせます。
1963年に登場したNSE(3100形)も展示されていました。
こんな間近で旧車を見る機会はなかなか無いので迫力満点でした。
車両の中も見学でき、より当時の雰囲気を感じることができます。
各車両で少しずつ内装が違うので、座席に座ってロマンスカーの進化を体感できます。
反対側には正面と違うメッセージが入っているのでお見逃しなく。
1987年に登場したHiSE(10000形)も展示されています。
先頭が客席になっているので「鏡越しに客席に座った記念撮影」ができる車両となっています。
隣にはRSE(20000形)が展示されています。
車窓から海老名駅周辺の景色を見ることができ、臨場感があります。
ガラス越しに運転席も見ることができ、鉄道ファンも嬉しい車両です。
実際に使われていた食堂車も見ることができます。
使われていた当時のまま、時が止まった状態で機材が展示されています。
冷蔵庫と電子レンジの汚れからも歴史を感じることができます。
レンジ下の手洗い場など、狭いスペースを有効活用する工夫がされていました。
また、二階建て車両も見学でき、パーティション客席も当時のまま展示されています。
ロマンスカーギャラリーはただの旧車展示ではなく、細部まで当時を再現した空間でした。
ロマンスカーミュージアム アカデミア
ロマンスカーギャラリーの奥に小田急電鉄の歴史年表を展示する部屋があります。
ロマンスカーの由来や複々線化事業の詳細など、小田急電鉄の足跡を学べます。
小田急電鉄関連の書籍もあり、小田急ファンにとってはたまらない空間となっていました。
「小田急線のダイヤ表」はもちろん「小田急車両の写真集」まで揃っていました。
あまりの分厚さに思わず手に取ってしまった本がこちら。
本をパラパラとめくっていたらあっという間に時間が過ぎていました。
鉄道ファンだけでなく、小田急ライトユーザーも楽しめるコーナーとなっていました。
ロマンスカーミュージアム ジオラマパーク
1Fの展示を見終えたら、2Fへ向かいます。
エスカレーターをのぼると小田急沿線が再現されたジオラマパークが出迎えてくれます。
新宿、下北沢、成城学園前、町田、相模大野、藤沢、片瀬江ノ島、海老名、小田原、箱根湯本。
小田急沿線の街並みを新旧小田急車両が走っています。
プロジェクションマッピングと音楽で演出されたジオラマショーも楽しむことができます。
忠実に再現された江の島と片瀬江ノ島駅の夜景。
「江の島シーキャンドル」や「新江ノ島水族館」が再現されていました。
サイクリストお馴染みの「多摩川周辺の風景」もジオラマとなっています。
海老名駅周辺のジオラマもあるので「行ったことがある風景」を探して楽しんでみてください。
また、ジオラマ内を走るロマンスカーと江ノ電の「ジオラマ運転体験(有料)」もできます。
11時辺りで既に長蛇の列となっていたので、興味のある方は朝イチでの体験がオススメです。
ロマンスカーミュージアム シュミレーター
ロマンスカーミュージアムではシュミレーターでロマンスカーの運転体験ができます。
来館時に渡された「抽選券」を持って、ミュージアムギャラリーの当選発表場所へ向かいます。
期せずして当選しました。
当選後、受付でシュミレーション体験料金(500円)を支払い、案内とQRチケットを貰います。
実際に貰ったQRチケットと案内がこちらです。
難易度別で3つコースがあり、概要はこちらです。
難易度 | 運転区間 | 操作できる機器 |
入門 | 成城学園前〜新宿 | マスコン(発射時のみ) |
初級 |
|
マスコン |
上級 |
|
2Fのシュミレーター体験場所へ行くと想像以上に本格的な機器でした。
スペースも広く、シュミレータ横には同伴者が座って楽しめるシートも準備されていました。
1981年にLSE(7000形)が「ブルーリボン賞」を受賞した際のエンブレムが飾られています。
実際に走っていた運転席が移植されており、ハンドル等の傷は当時のままだそうです。
スタッフの方に興奮気味に説明され、状況が飲み込めなかったのですがこういうことでした。
実際のロマンスカー運転士さんについてもらい、マンツーマンで運転指導していただきました。
QRコードをタッチパネルにかざし、操作してもらうとスクリーンに実写が映し出されました。
「加速」「ブレーキ」等のタイミングを指導していただきながら目的地まで進めていきます。
その他「分岐路での減速」や「カーブの制限速度」等、運転士さんに教えていただきました。
右足部分が「警笛」となっているのですが、警笛を鳴らすタイミングも指導してもらいました。
踏切付近で対向車とすれ違う場合は歩行者に注意し、警笛を鳴らすそうです。
最後の「停車」は運転士さんに手を添えていただきながら無事停車することができました。
ロマンスカーは通勤車両とは違う停止目印があり、それを目安に停止します。
無事、約10分間のシュミレーター体験を終えることができました。
運転はもちろん、運転席の位置調整まで、至れり尽くせりサポートしていただきました。
初級コースはA〜Cの3段階で運転評価が出ます。(入門は評価なし、上級は100点満点評価)
シュミレーターは初体験でしたが途中停止することなく、目的地まで行けて大満足でした。
「ロマンスカーミュージアムの目玉はシュミレーター体験」といっても過言ではありません。
ロマンスカーミュージアム 運転士カード
余談ですが、子供が運転士さんから「ロマンスカー限定の運転士カード」をいただきました。
(いただいた時に子供が喜びすぎてクシャクシャにしてしまいました、、、)
運転士カードはシールになっており、めくるとロマンスカーが印字されています。
海老名駅で別の運転士さんからも「運転士カード」をいただいたのですが少し違う種類でした。
どの運転士さんも子供に親切に接してくださり、本当に助かりました。
ロマンスカーミュージアム キッズロマンスカーパーク
ロマンスカーミュージアムにはキッズエリア「キッズロマンスカーパーク」があります。
ロマンスカーを模した、滑り台、ネット遊具、ボールプール等がありました。
ロマンスカーと建物をペーパークラフトできるコーナーもあり、子供が喜びそうなエリアでした。
残念ながら「休止中」だったので、また次回訪問時に立ち寄ってみたいと思います。
ロマンスカーミュージアム ステーションビューテラス
ロマンスカーミュージアムの3Fはステーションビューテラスとなっています。
一通りロマンスカーミュージアム内の見学が終わったらぜひ訪問してみてください。
小田急・海老名駅を一望することができ、ロマンスカーミュージアムで見た車両が行き交います。
見学の最後に実車を見ながら振り返るのも楽しいかも知れません。
ロマンスカーミュージアム グッズ
ロマンスカーミュージアムにはグッズショップがあります。
記念メダル、模型、お菓子など幅広いラインアップのグッズが販売されていました。
ハローキティとのコラボグッズでマグネットを購入しました。
ロマンスカーミュージアム限定グッズもたくさんあったのでぜひ覗いてみてください。
ロマンスカーミュージアム まとめ
ここまでロマンスカーミュージアムについてまとめてきました。
- ロマンスカーミュージアムは「事前予約」が必要 ※記事掲載時
- ロマンスカーミュージアムはベビーカーでも安心して見学できる
- ロマンスカーミュージアムの「ギャラリー」は細部まで再現されており迫力満点
- ロマンスカーミュージアムの「ジオラマ」は小田急ユーザーにオススメ
- ロマンスカーミュージアムの「シュミレーター」は大人でも楽しめる
ロマンスカーミュージアムは子供はもちろん、大人も楽しめる空間でした。
また、近くに商業施設もあるのでロマンスカーミュージアム以外も楽しめるエリアです。
小田急線ユーザー、ゆかりのある方はぜひ足を運んでみてください。
皆さんのお出かけの参考になれば幸いです。
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