【成績/観戦】ルヴァンカップ2023｜Jリーグカップ2023（優勝：アビスパ福岡）

「ルヴァンカップ」の2023年の結果を振り返ります。

ルヴァンカップの過去シーズンに興味のある方へ向けた記事となります。

この記事でわかること

2023年に実施された「ルヴァンカップ」の様子

※以下「ルヴァンカップ（2023）」と表記

実際に「ルヴァンカップ（2023）」の試合を観戦した経験をベースに書いています。

ルヴァンカップ 2023 総評
ルヴァンカップ 2023 成績

についてまとめました。

新シーズンをより楽しむための振り返りとなります。現地観戦したチーム別の振り返りページへのリンクを添えたので併せて覗いてみていただけると幸いです。筆者の主観が入っている点はご了承いただけると幸いです。

皆さんのお出かけの参考にしていただければ幸いです。

ルヴァンカップ 2023 総評

ルヴァンカップ（2023）は「アビスパ福岡」が見事優勝しました。

クラブ初タイトルを見事獲得しました。

初タイトルがかかった試合でしたが試合前からリラックスムードでした。

長谷部監督の元「国立競技場」に福岡から駆けつけたアビスパサポーターの凱歌が響き渡りました。

一方の「浦和レッズ」は3度目の栄冠を目指しましたが前半の失点が響きました。

西川選手の好セーブで流れを掴んで反撃しましたがあと一歩及びませんでした。

ACLなどトーナメントで無類の強さを見せる浦和レッズにとっては悔しい準優勝でした。

最後の最後まで勝負の行方がわからない展開で最高の決勝戦でした。

以下、決勝戦までのルヴァンカップ（2023）の成績詳細となります。

ルヴァンカップ 2023 成績

ルヴァンカップ（2023）の成績になります。

チーム成績
選手成績

について振り返っていきます。

ルヴァンカップ 2023 チーム成績

ルヴァンカップ（2023）の成績になります。

以下、大会の概要となります。

■グループステージ

J1全18チームとJ2の2チーム（前年度J1の17位、18位）の20チームを5グループに分け、各グループで2回戦総当たり（ホーム＆アウェイ方式）のリーグ戦を行う。
各グループの1位（5チーム）と各グループの2位のうち成績上位3チームの計8チームがプライムステージに進出する。※グループステージ各グループの組み合わせは、2022明治安田生命J1リーグおよびJ2リーグの順位をもとに決定

■プライムステージ

グループステージを勝ち上がった8チームにより、ホーム＆アウェイ方式のトーナメント戦を行う。（決勝は1試合のみ）※プライムステージの組み合わせは、グループステージ終了後に抽選で決定する。

以下、各ステージ結果詳細となります。

ルヴァンカップ 2023 グループステージ

ルヴァンカップ（2023）のグループステージの成績になります。

3月上旬からグループステージは始まりました。

グループA・B
グループC・D
グループE

グループA

「横浜Fマリノス」「北海道コンサドーレ札幌」がプレーオフステージ進出しました。

順位	クラブ	勝点	勝	分	負	得	失	得失
1	横浜ＦM	15	5	0	1	14	5	9
2	札幌	10	3	1	2	13	10	3
3	磐田	6	2	0	4	8	9	-1
4	鳥栖	4	1	1	4	4	15	-11

J2から参加となった「磐田」は健闘しましたがグループステージ敗退でした。

グループB

「浦和レッズ」がプライムステージ進出しました。

順位	クラブ	勝点	勝	分	負	得	失	得失
1	浦和	8	1	5	0	5	4	1
2	清水	8	2	2	2	8	15	-7
3	川崎	8	2	2	2	12	7	5
4	湘南	6	1	3	2	8	7	1

グループC

「名古屋グランパスエイト」がプライムステージ進出。

順位	クラブ	勝点	勝	分	負	得	失	得失
1	名古屋	15	5	0	1	11	5	6
2	広島	9	3	0	3	12	7	5
3	横浜FC	6	2	0	4	7	10	-3
4	神戸	6	2	0	4	4	12	-8

グループD

「アビスパ福岡」「鹿島アントラーズ」がプライムステージ進出。

順位	クラブ	勝点	勝	分	負	得	失	得失
1	福岡	13	4	1	1	9	6	3
2	鹿島	10	3	1	2	6	4	2
3	新潟	6	2	0	4	6	8	-2
4	柏	5	1	2	3	7	10	-3

グループE

「ガンバ大阪」「FC東京」がプライムステージ進出。

順位	クラブ	勝点	勝	分	負	得	失	得失
1	G大阪	10	3	1	2	8	4	4
2	FC東京	10	3	1	2	9	5	4
3	京都	9	3	0	3	9	11	-2
4	C大阪	5	1	2	3	2	8	-6

昨年ルヴァンカップの決勝で苦杯をなめた「C大阪」はグループステージ敗退となりました。

この結果、以下のチームがプライムステージ進出を決めました。

「横浜F・マリノス」（ACL出場）
「北海道コンサドーレ札幌」
「浦和レッズ」（ACL出場）
「名古屋グランパスエイト」
「アビスパ福岡」
「鹿島アントラーズ」
「ガンバ大阪」
「FC東京」

準々決勝からの勝ち上がりは下記の通りです。

ルヴァンカップ 2023 プライムステージ

ルヴァンカップ（2023）のプライムステージの成績になります。

昨年からレギュレーションが変わり「ACL出場枠」が無くなりました。その結果、ACL出場中のチームからは「横浜Fマリノス」「浦和レッズ」がプライムステージへ進出しました。

準々決勝は「横浜FMvs札幌」「浦和vsG大阪」「福岡vsFC東京」「名古屋vs鹿島」でした。

横浜FMはグループステージに続いて札幌との対戦となりました。

横浜FMは第二戦の「ニッパツ三ツ沢球技場」で札幌に勝利し逆転で準決勝進出しました。

逆に札幌は準決勝がスルリとこぼれ落ちていってしまいました。

浦和とG大阪の対戦となり「ACL組」の浦和が準決勝へ進出しました。

福岡がFC東京を破り、名古屋が鹿島を倒して準決勝進出を決めました。

準決勝は「浦和vs横浜FM」「福岡vs名古屋」の顔合わせとなりました。

ACL組対決となった「浦和vs横浜FM」の一戦は白熱した展開となりました。

第一戦は横浜FMがホーム「日産スタジアム」で先手を取りました。

しかし、第二戦の「埼玉スタジアム」で浦和が強さを見せ逆転で決勝進出を決めました。

平日開催の第一戦から大声援をおくった浦和サポーターの願いが届きました。

もう一つの準決勝は福岡が名古屋を退けました。

その結果、決勝のカードは「福岡vs浦和」となりました。

浦和は2016年以来「3度目の制覇」、福岡は「初タイトル」を目指した戦いでした。

決勝の結果は先述の通り「福岡」が見事優勝しました。

アビスパ福岡の皆さん、おめでとうございました。

ルヴァンカップ 2023 選手成績

ルヴァンカップ（2023）の「MVP」は前選手が獲得しました。

決勝で貴重な先制点をあげ、福岡に流れを持ってきました。

以下、ルヴァンカップ（2023）得点ランキングTOP3です。

順位	選手名	所属	得点
1	植中朝日	横浜Fマリノス	4
1	酒井宣福	名古屋グランパスエイト	4
3	ミラントゥチッチ	北海道コンサドーレ札幌	3
3	ブライアンリンセン	浦和レッズ	3
3	遠野大弥	川崎フロンターレ	3
3	山田直輝	湘南ベルマーレ	3
3	佐々木翔	サンフレッチェ広島	3
3	満田誠	サンフレッチェ広島	3
3	鶴野怜樹	アビスパ福岡	3
3	ウェリントン	アビスパ福岡	3