庭園巡り

【歩旅】日本三大名園「偕楽園」は夏でも美しかった(動画付き)

水戸駅周辺にオススメスポットはないかな?「偕楽園」はどんな感じかな?

「偕楽園」に興味のある方へ向けた記事となります。

この記事でわかること

偕楽園の様子

※夏シーズンに「正門」からぐるっと一周した時の様子

実際に偕楽園へ行ってきた経験をベースに書いています。

  • 偕楽園 アクセス
  • 偕楽園 園内の様子

についてまとめました。

皆さんのお出かけの参考にしていただければ幸いです。

偕楽園 アクセス

偕楽園」は茨城県水戸市にある「特別史跡・特別名勝」です。

1842年(天保13年)に徳川斉昭によって開園された日本庭園です。「日本三大名園」の一つで徳川家ゆかりの名園です。2月の「梅まつり」が有名で多くの観光客で賑わいます。

偕楽園へはJR水戸駅からアクセスできます。

偕楽園のチケットは当日窓口で購入することができます。

梅のシーズン以外は開園時間などが変更になる場合があります。事前確認をして来園いただけると確実です。偕楽園の「チケット情報ページ」をご確認ください。偕楽園周遊にお得な「水戸漫遊1日フリー切符」があるのでお時間がある方はこちらがオススメです。

偕楽園には複数入口がありますがそれぞれでチケットを購入できます。

JR水戸駅よりバスで徒歩約10分のアクセスになります。

偕楽園へのアクセス手段は基本的に「バス」となります。

電車も「偕楽園駅」がありますが臨時駅となっています。「梅まつり」の時期以外は運行しておりませんのでご注意ください。

今回はオフシーズンに訪問したので臨時駅は閉鎖されていました。

偕楽園へ向かうバスは「JR水戸駅バスターミナル」から出ています。

以下、案内板にある主要な路線バスとなります。

  • 茨城交通「偕楽園行き」乗車約10分で「偕楽園・常磐神社前」バス停下車
  • 関東鉄道「偕楽園行き」乗車約10分で「偕楽園」バス停下車

水戸駅のバスターミナルは本数が多いので少し迷いますが複数の路線を使うことができます。

今回は「表門」へ行きたかったので「歴史館偕楽園入口」へ行くバスへ乗車しました。

バスを下車後、バスの進行方向とは逆にある「歴史館入口」の交差点へ向かいます。

「歴史館入口」の交差点を右に曲がるとすぐに案内板が足下に出てきます。

案内板通りに進むと徒歩約5分ほどで「表門」へ到着します。

続いて、偕楽園の園内について説明します。

偕楽園 園内

偕楽園の「表門」から園内をまわってぐるっと一周してきた様子を紹介します。

「表門」は偕楽園の正式な入口となっており、黒塗りであることから黒門とも呼ばれるそうです。

門の瓦部分に「徳川家の家紋」があるので見逃さないようにしてください。

今回は偕楽園の「表門」からの係員さんオススメのコースを回っていきます。

偕楽園 孟宗竹林

表門をくぐり「一の木戸」を抜けると数千本の竹林が広がっています。

孟宗竹(モウソウチク)はアジアに分布する竹の一種です。三国時代の呉の人物「孟宗」から名前をとっています。弓の材料に適しており、徳川斉昭がに京都の男山八幡から取り寄せて植えたと言われています。

綺麗に整備された竹林と歩道を進みます。

静寂に包まれた空間は「非日常」のようでした。

「ひぐらし」の鳴き声が「日本の夏」を感じさせてくれる素晴らしい空間でした。

動画にその様子をまとめましたのでぜひお出かけの参考にしてみてください。

偕楽園 吐玉泉

竹林を抜け、階段を下ると白さが目立つ「吐玉泉」があります。

茨城県の「常陸太田市真弓産」の大理石で作られた湧水施設です。

周囲が森林なので大理石が際立っていました。

湧水は今も出続けており、透き通っていて綺麗でした。

「吐玉泉」の全容を動画と3Dデータにまとめてみましたので参考にしてみてください。

偕楽園 好文亭

偕楽園の中央部分にあるのが好文亭です。

1840年(天保11年)に徳川斉昭により設計された水戸偕楽園内の施設です。

好文亭に入るには別途入場料が必要となります。

完成後は偕楽園内での各種催しに利用されたそうです。

偕楽園 仙奕台

好文亭の隣にある高台は「仙奕台(せんえきだい)」といい見晴らしが良いです。

「奕(えき)」とは囲碁を打つことを意味します。石に碁盤の目を刻んだ将棋盤、碁盤が偕楽園内に残されています。

整備された道に休憩の椅子が用意されており、当時も憩いの場として使われていたそうです。

南側が広く抜けた高台は隣にある「千波湖」も一望することができます。

松も綺麗に整備されていて迫力満点のパノラマ景色を楽しむことができました。

偕楽園 梅林

偕楽園の代名詞でもある「梅林」です。

毎年2月中旬頃から3月下旬にかけて「水戸の梅まつり」が開催され、多くの観光客で賑わいます。

梅林といえば「ピンク」ですが、夏の梅林は「緑」です。

夏の梅林は緑が深く、満開時期には及びませんがこれはこれで見応えがありました。

偕楽園 東門

多くの観光客の方が入口として利用するのが「東門」です。

梅まつりの時期の臨時駅も東門側にあるため、多くの観光客の方が利用する門となっております。お食事、お土産物店などの利用も東門が便利です。

臨時駅が利用できる時期は水戸駅に行くには電車利用が便利です。

偕楽園のすぐ隣を通っている線路を電車が走っています。

東門にはバス停もあり「水戸駅行き」の時刻表が張り出されていました。

本数が少ないので特にオフシーズンの帰りは時刻表を確認後、バス停に行くと無駄がありません。

一番近いバス停は常磐神社の鳥居の階段を下った先にある「偕楽園」です。

手前に常磐神社の階段があるので足元にお気をつけください。

次に近いバス停は常磐神社の前を直進した先にある「偕楽園・常磐神社前」です。

「偕楽園・常磐神社前」は本数が少ないので、他のバス停も紹介します。

偕楽園を背にして「偕楽園・常磐神社前」の右斜め前にある道を進んだ先にバス停があります。

「常磐神社入口」は水戸駅行きのバスが他のバス停よりも少しだけ本数が多いです。

以上が偕楽園の園内を一周した様子となります。

偕楽園 周辺

偕楽園の周辺のスポット、施設について説明します。

偕楽園 常磐神社

偕楽園内から東門を出るとすぐ左手にあるのが常磐神社です。

徳川斉昭と徳川光圀の徳を慕う水戸藩士により、偕楽園内に祠堂が明治時代に建てられたのが起源と言われています。ドラマ水戸黄門でおなじみの葵紋の印籠を模った印籠守を授与しているそうです。

入口に立派な鳥居を構える神社でした。

神社も立派なのでバスの待ち時間が余ったら立ち寄っても面白いかもしれません。

偕楽園 まとめ

ここまで「偕楽園」についてまとめてきました。

  • 偕楽園はJR水戸駅からバスで約10分※偕楽園駅は臨時駅なので注意
  • 偕楽園は「表門」が正門だが「東門」がスタンダードな入口となっている
  • 偕楽園は2月中旬〜3月の「梅まつり」がハイライトシーズン
  • 偕楽園は夏でも竹林が美しく、人が少ないので楽しめる

偕楽園は自然に囲まれており、夏は静寂を楽しめる空間でした。

皆さんのお出かけの参考になれば幸いです。

 

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