
「酒造見学」や「今代司酒造」に興味のある方へ向けた記事となります。
この記事でわかること
今代司酒造の様子
実際に今代司酒造へ行ってきた経験をベースに書いています。
- 今代司酒造 アクセス
- 今代司酒造 見学
- 今代司酒造 ギャラリー
- 今代司酒造 試飲
- 今代司酒造 ショップ
についてまとめました。

皆さんのお出かけの参考にしていただければ幸いです。
今代司酒造 アクセス
「今代司酒造」は新潟県新潟市にある日本酒の酒造です。
JR新潟駅より徒歩約15分の立地になります。
公共交通機関でアクセスする場合はバスでアクセス可能です。
- JR新潟駅万代口バス乗り場12番線乗車10分「沼垂白山」で下車(時刻表はこちら)
今代司酒造には駐車スペースもあるので、車でも訪問できます。(飲酒はご注意ください)
今代司酒造の酒造見学はネットで予約することができます。

続いて、今代司酒造の見学の様子について説明します。
今代司酒造 見学
今代司酒造の建物は「酒造」と「奥座敷」があります。

訪問時、今代司酒造の見学前に「奥座敷」へ案内されました。
今代司酒造の見学の様子と併せて説明していきます。
今代司酒造 奥座敷
訪問時、今代司酒造の「酒造」の建物へ行くとスタッフの方に下記のように案内されました。

今代司酒造の「酒造」の建物の隣にある「奥座敷」がこちらです。
昭和5年に建てられた日本家屋で靴を脱いで座敷にあがります。
座敷内は綺麗に清掃されており、他に利用者もいなかったので貸切状態でした。
見学時間になり、再度「酒造」のある建物へ向かいます。

軒先の「杉玉」がいい感じに枯れてきています。
続いて、今代司酒造の見学内容について説明します。
今代司酒造 見学 精米
まず、受付をして今代司酒造の見学は始まります。
「外部の菌」が入らないよう、酒造の入口で靴を履き替えます。
女性スタッフの方に案内されて、いよいよ酒造の内部へ入り説明が始まります。

今代司酒造では「精米済」のお米を仕入れてそこから酒造りをするとのこと。
精米した米を洗米し「糠(ぬか)」をしっかり取るそうです。
その後、適量の水分を吸収させるために、米を水に浸す「浸漬(しんせき)」を行います。
次に水分を含ませた米を蒸米機によって蒸すことで、米のでんぷん質が変化するそうです。

特に「麹」は「日本酒の素」で日本酒の質を左右するので「製麴」は重要な工程だそうです。
続いて、今代司酒造の仕込み工程について説明します。
今代司酒造 見学 仕込み
今代司酒造の仕込みはタンクで管理されていました。
タンクを利用した場合、温度管理が徹底され雑菌の繁殖を抑えられるので安全性が高いそうです。

一般的には、麹と水の混合物・酵母・乳酸菌・蒸米を加え、2週間から1カ月で酒母が完成します。
徹底的に管理された「発酵されたお酒」は専用の栓から次の工程へ流し込まれていきます。
一方、酒母を手作業で造る「生酛(きもと)造り」です。

今ではほとんどの酒造がタンクを導入している為、今代司酒造が新潟県内唯一とのことでした。
続いて、今代司酒造の上槽工程について説明します。
今代司酒造 見学 上槽
発酵期間後は圧搾され「日本酒」と「酒粕」に分ける「上槽(じょうそう)」の工程です。

専用の「圧搾室」を窓ガラスから覗き込む形で見学します。
前工程で「発酵させたお酒」を上部のタンクへ流し込み、布を何十層にも重ねて絞ります。
この工程で出た「酒粕」は「日本酒」とは別の商品となります。

圧搾室の前には「酒粕」が並んでいました。
続いて、今代司酒造の蛇管工程について説明します。
今代司酒造 見学 蛇管
酒造内に張り巡らされたパイプを伝って「日本酒」は次の工程へ移動していきます。
圧搾された「日本酒」にはまだ米や酵母等の小さな固形物が残っています。

見学開始時、入口で見かけた「釜のような入れ物」がある部屋まで戻ってきました。
昔は石炭を焚いて加熱処理をしていたので天井部分に「すす」の名残が残っていました。
日本酒を「温水の中を管を通す」ことで加熱処理・殺菌していきます。
蛇管を通す回数で日本酒の味が変わるそうです。
続いて、今代司酒造の貯蔵工程について説明します。
今代司酒造 見学 貯蔵
蛇管の後、日本酒を熟成させるために貯蔵します。

今代司酒造の軒先と同様、貯蔵庫にも「杉玉」掛かっていました。
仕込みのタンクとは違う色のタンクが所狭しと並んでいました。
貯蔵庫のタンクも温度管理等が徹底されているそうです。
今代司酒造では毎年「栓切り」と言われるお披露目会で初めて日本酒が完成するそうです。
以上で今代司酒造の見学の様子は終了です。
続いて、今代司酒造のギャラリーについて説明します。
今代司酒造 ギャラリー
今代司酒造にはギャラリーがあります。
酒造見学の途中で立ち寄る機会があるので日本酒に興味のある方はぜひ足を止めてみてください。

販売場所について質問したところ「今代司の商品」はネットでも販売をしているようでした。
グッドデザイン賞を受賞したパッケージの日本酒などもあり今代司酒造の歴史も学べます。
日本酒の出来、を確認するための「利き酒」のセットも展示されていました。
昔は「透明度の高い日本酒」の評価が高かったそうです。
そのため「黄色い白濁色」が見やすい青がお猪口の底に描かれています。
利き酒したお酒は飲み干さず、専用の容器に吐き出すそうです。
昔は「熱燗」を自動販売機で売っていた時期もあったそうで、販売機が展示されていました。
今代司酒造のギャラリーでは今代司酒造を通して「日本酒」についての知識も深まります。
続いて、今代司酒造の試飲について説明します。
今代司酒造 試飲
今代司酒造では「試飲」のサービスがあります。

なんと、視界に入る10種類以上の今代司酒造の日本酒を試飲できるサービスがありました。
このように各テーブルで「大吟醸」「吟醸」など日本酒のカテゴリーが分かれています。
各日本酒は専用栓が使われているのでフレッシュな状態で楽しむことができます。
端っこから順番に楽しめるので日本酒好きにはたまらない空間となっていました。
普段飲まない「梅酒ブレンド」など少し変わり種も試飲ならではの楽しみ方でした。
大本命は試飲コーナーの一番奥にある今代司酒造の主力ラインアップです。
間違いなく、試飲できるエリアで一番美味しい日本酒が揃っていました。
どの日本酒から飲むか悩んだ場合は一番最初にこのエリアを楽しむのも良いかもしれません。
続いて、今代司酒造のショップについて説明します。
今代司酒造 ショップ
今代司酒造にはショップがあり、日本酒やお猪口などの関連する商品が置いてあります。
今代司酒造には「錦鯉」というグッドデザイン賞を受賞した商品もあり、贈答用にも最適です。
新潟県の形があしらわれているので「新潟土産」にもオススメだそうです。
以上が今代司酒造の様子となります。
今代司酒造 まとめ
ここまで「今代司酒造」についてまとめてきました。
- 今代司酒造はJR新潟駅からバスで約10分、徒歩約15分の立地
- 今代司酒造は酒造見学ができ、日本酒について学ぶことができる
- 今代司酒造は試飲サービス(別料金)があり、今代司酒造の商品を満喫できる
今代司酒造は日本酒好きにたまらない空間でした。
皆さんのお出かけの参考になれば幸いです。
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