お遍路

【お遍路】四国霊場最高地点「雲辺寺」へロープウェイを使って自転車で行ってきた(65番〜78番)

自転車のまま「雲辺寺ロープウェイ」に乗り巡礼してきました。

お遍路や雲辺寺ロープウェイに興味のある方ヘ向けたブログです。

実際にお遍路を自転車で巡礼した経験をベースに書いています。

  • 実走ルート(Google map)
  • 道中の様子を描いたブログ

を残しましたので、ぜひご利用ください。

では、今回のルートから説明していきます。

雲辺寺 ロープウェイ ルート

新居浜駅から四国霊場最高峰「雲辺寺」を経由して、宇多津駅ヘ向かうルートです。

境内の景色が良く、地元の観光地にもなっている雲辺寺がハイライトとなっています!

65番札所三角寺はヒルクライム、71番札所弥谷寺は登山と変化に富んだルートとなります。

一味違ったサイクリングの参考になれば幸いです。

項目 詳細
総距離 106.24 km
獲得標高(のぼり/くだり) 1,858 m / 1,945 m ※実走値のみ
消費カロリー 1,922 kcal ※実走値のみ
難易度
満足度

以下、旅の様子となります。

雲辺寺 ロープウェイ 三角寺

昨晩は新居浜駅から約1㎞の「ホテルアルファーワン新居浜」にお世話になった。

朝一番で愛媛県最後の札所65番札所三角寺へ向かう。

三角寺は丘の上にあるのでヒルクライムしながら向かう。

朝一で足が削られる登りが続き、地味に心も削れていく。

あれ、行き止まり!?

道を間違えており、せっかく登った坂を引き返すことに。

悔しいので坂を下る前に風景を楽しむ。

この一帯は製紙工場が集まっているエリアだ。

引き返した後、正規ルートに戻り再び平均勾配6%ほどの坂を登っていく。

路面状態もあまり良くないのでパンクしないように慎重に進む。

だいぶ傾斜が緩くなってきた、そろそろ寺が近い。

お遍路 65番

標高430mまで登り、65番札所三角寺に到着。

愛媛県「菩提の道場」には26の札所があるがここが最後の札所だ。

「安産子安」のご利益がある札所として有名とのこと。

本日最初の参拝でもあるので、じっくりと参拝する。

天井に紋様が刻まれた本堂は江戸時代に再建された建物。

朝一だったので一人で読経していく。

納経を済ませ、延命地蔵様に挨拶をして納経所へ向かう。

これにて愛媛県の札所は全て打ち終わった。

気持ちを新たに「涅槃の道場」へ足を踏み入れる。

雲辺寺 ロープウェイ

標高911mにある66番札所雲辺寺へはいくつかのアクセス方法があった。

  • 参道(悪路)をヒルクライム
  • ロープウェイに乗る

事前調査で「参道」は道幅が狭く、舗装状態も悪いため車も推奨しないということだった。

計画段階では「自走」でいきたいと考えていた。

徳島県の太龍寺で「悪路の恐ろしさ」を体験した今となっては「ロープウェイ」の一択。

山沿いの道を進み「雲辺寺ロープウェイ」の乗り場を目指す。

地味に雲辺寺ロープウェイまでは緩い坂道となっており辛かった。

予想到着時刻になってもロープウェイらしきものが現れず現在地を確認すると道を間違えていた。

もう判断力がポンコツで使い物にならない。

来た道を戻り、雲辺寺ロープウェイの入口になんとか到着。

太龍寺以来、この旅2回目ロープウェイ旅だ。

中間地点で下りのロープウェイとすれ違うとなぜかテンションが上がる。

向こうの乗客が手を振っていたので思わず振り返す。

約7分で山頂駅に到着。

ソーラーパネル完備で地球に優しい駅舎となっていた。

今日の気温は「23℃」あったはずなのに、どういうことか駅に降りると寒気を感じた。

山頂駅にある温度計はなんと「13℃」となっていた。

地上と気温差が「10℃」もあるのか!?

風邪を引く前に参拝を済ませてしまおう。

お遍路 66番

「涅槃の道場」最初の関所寺、66番札所雲辺寺に到着。

標高911mは四国霊場で最も高い位置にある札所だ。

住所は徳島県なので「香川に入った感」が少ないのは気のせいではない。

参道脇に立ち並ぶ五百羅漢像が異色な雰囲気を醸し出している。

かつては「四国高野」として栄え、長宗我部元親と所縁が深く観光地となっている。

立派な山門をくぐり、参拝をしていく。

山頂にある札所は漏れなく綺麗に整備されている。

「敷地が広大」という共通点も同じだ。

本堂、大師堂に辿り着くまで参道が続く。

山に読経を響かせながら納経を納めていく。

境内の一角に「おたのみなす」という座るとご利益がある「茄子」の像があった。

追記:お遍路二周目の時はくぐれる「おたのみなす」も出現していました。

雲がかかると本当に「雲辺」にいる感じがする札所だった。

下りのロープウェイで麓へ戻ると「日本一周自転車」が隣に駐輪していた。

荷物が多いので「キャンプスタイル」で一周しているのだろうか。

麓の道は雲辺寺の山頂と比べると10℃も暑い。

灼熱のアスファルトの上を走り、次の札所を目指す。

お遍路 67番

雲辺寺ロープウェイ乗り場から下り基調で約10㎞で67番札所大興寺に到着。

正真正銘「香川県」にある札所に入った。

仁王門の3mもある金剛力士像は四国最大の大きさで運慶の作品だそうだ。

次は順番を前後させ「70番札所本山寺」を目指す。

お遍路 70番

70番札所本山寺に到着。

この辺りの札所は「70→68・69」と打っていく方が効率がよい。

四国霊場で唯一「馬頭観音菩薩」が本尊となっている札所。

オープンな境内には立派な五重塔が立っており印象に残る札所だった。

納経所でおじさんと立ち話。

今日は予報よりも気温が上がって27℃になったってね。

5月にも関わらず、今日も夏日まで気温上昇したようだ。

一体、地球はどうなってしまったというのだ。

ミニストップでアイスクリームを食べて小休止。

次の札所を目指す。

お遍路 68番 69番

68番札所神恵院に到着。

68番神恵院、69番観音寺は同じ敷地内に隣り合わせで建立している。

山門も兼用となっており、四国霊場で唯一二つの札所の名前が記載されている。

コンクリートで囲われた本堂は四国霊場でも類をみない外観だ。

東京都中央区にある「水天宮」を連想させるモダンな造りだった。

内部の本堂はコンクリートに囲まれており少し圧迫感がある感じがした。

不思議な空間で読経を納めていく。

実は神恵院はサイクリストと所縁の深い札所でもある。

なんと、神恵院オリジナルのサイクルジャージを販売しているのだ。

他の札所で自転車好きの住職さんと立ち話をした時に見せていただいたジャージがこちら。

住職さんの話だとネット通販で購入できるらしい。

同じ形のサイクルジャージが境内の売店で販売していた。

人だらけの東京でこれ着て走ってたらモーゼの十戒みたいに道が開けばいいのにな。

69番札所観音寺でも本堂、大師堂と納経を納めて、納経所へ向かう。

納経所も一ヶ所でまとめて記帳していただく形だった。

お遍路 71番

71番札所別名弥谷寺に到着。

別名「死霊の寺」と呼ばれ、薄磨崖仏(大分)、恐山(青森)と並ぶ日本三大霊場だ。

完全にノーマークだったが標高が382mもあり、完全に階段寺だった。

境内を巡回するバスがあるが参道には自転車は通行禁止ということで入口で止められた。

麓に駐輪して階段を登っていく。

想定外に登りが来るパターンが一番精神的にダメージが大きい。

山門に到着したが、本当の登りはここからだった。

山門からしばらく登りが続き、大師堂まで108段の階段区間がある。

ここは急勾配の階段で、すれ違うお遍路さんの表情が真剣だった。

本堂へは更に階段が続く。

やっとこさ本堂に到着。

息を整えて読経を納める。

本堂の脇から見える眼下の景色は壮観だった。

「磨崖仏」と呼ばれる、崖に仏様が彫られてる場所があるので、下りは違うルートで戻る。

念仏すると極楽浄土が約束されるという、非常にありがたい阿弥陀三尊像だった。

大師堂、納経所へは靴を脱いで、また階段を登る。

先ほどお遍路さんが真剣な顔をして下っていた108段の階段を下る。

すれ違う人たちは結構年配の方も多かったし、自分は大丈夫だろう。

おぉっ!?

特に足が滑ってもいないのに目がくらんだ。

後で調べると弥谷寺は死者を供養する「弥谷参り」という風習が残る札所だった。

弥谷参りでは「水場」で死者の霊を降ろすのが習わしだったそうだ。

水場なんて見つけられなかったよ、、、

観音様には挨拶したけど。

同行二人以外にも色々と乗っけて、次の札所を目指す。

お遍路 72番

72番札所曼荼羅寺に到着。

「四国霊場最古の札所」と言われており起源は推古4年(596年)だそうだ。

西行法師とも所縁のある札所で境内には「西行が寝転んだ石」が残っていた。

納経を終え、次の札所へ向かう。

お遍路 73番

73番札所出釈迦寺は72番札所から約1kmの距離にある。

丘の上に札所があり、駐輪場から参道を少し登っていく。

札所の裏に我拝師山があり、弘法大師が身を投げたとされる「捨身ヶ嶽禅定」がある。

現在は「奥の院」となっており、納経所で通行料を払えば車両で行けるようだった。

眺めが絶景だそうだが、標高481mまで登るそうなので断念した。

納経を終え、参道を戻ると弘法大師像が見渡す先に讃岐平野と瀬戸内海が広がっていた。

絶景をしばし堪能し、次の札所へ向かう。

お遍路 74番

74番札所甲山寺に到着。

弘法大師が子供の頃、札所の周辺で遊んでいたという逸話がある札所。

次はいよいよ、弘法大師のホームグラウンドだ。

お遍路 75番

75番札所善通寺に到着。

弘法大師生誕の地であり、東寺(京都)、金剛峯寺(和歌山)と並ぶ三大霊跡だ。

真言宗善通寺派の総本山ということもあり、敷地は広大で観光客も大勢訪れていた。

道路を挟んで「東院」「西院」と別れており、まずは東院の本堂を目指す。

本堂の前にそびえ立つ高さ約3mもある薬師如来像が迫力満点だった。

大師堂と納経所は西院にあるので道路を再び渡って西院へ向かう。

参拝を終えた後、境内を見学していると迷ってしまった。

善通寺の境内地図を確認して駐輪場方向へ軌道修正して境内をぶらぶら。

駐車場前には「パゴダ供養塔」と言われる供養塔が建てられていた。

無事、広大な敷地から脱出に成功して次の札所へ向かう。

途中の踏切でたまたまJR四国のアンパンマン号と遭遇したので思わずシャッターを切る。

心なしかテンションが上がり、次の札所へ向かう。

お遍路 76番

76番札所金倉寺に到着。

地名の「金倉郷」から取り、今の「金倉寺」になった経緯がある札所。

参拝を済ませ、どんどんと進んでいく。

お遍路 77番

77番札所道隆寺に到着。

境内に255体もの観音像が祀られている札所だ。

カメラ電池切れで写真なし。(追記:お遍路二周目でちゃんと撮影してきました)

納経を終えて御朱印をいただく度に思うが、なんて達筆なのだろう。

結婚式のご祝儀袋で使う筆ペンすら上手に扱えない私から見ると神の領域の筆づかい。

美しい文字に惚れ惚れしながら、本日最後の札所へと向かう。

お遍路 78番

78番札所郷照寺に到着。

厄除大師として有名で多くの参拝者が訪れる札所だ。

到着と共に電池交換をして、境内に入る。

本堂の屋根が特徴的な形をしており、奈良時代のものだそうだ。

納経後、境内を見学していると「万躰観音洞」の案内があったので入ってみた。

全国から奉納された観音像が所狭しと飾られている様に圧倒された。

近くで見みると一つ一つの観音像が独立しており、整然と並んでいるのがよくわかる。

大師堂の脇に入口があったので立ち寄る機会があればぜひ立ち寄って欲しい。

本日はここで打ち止め、宇多津駅へ向かう。

雲辺寺 ロープウェイ 宇多津

78番札所郷照寺から少し引き返して、宇多津駅前にある「ホテルアネシス瀬戸大橋」に到着。

この周辺はビジネスホテルがあまりないエリアだったので駅前の好立地のホテルはありがたい。

ホテルの最上階にレストランが併設されており、そこで食事をとった。

香川県に入り、残す札所は「あと10ヶ寺」となった。

明日で88番札所大窪寺までいけるかな、、、

そんなことを考えていたら深い眠りにつくのであった。

 

お遍路の続きはこちら。

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