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ニッカウイスキーの工場見学を検討している方へ向けた記事になります。
この記事でわかること
「ニッカウイスキー工場見学」の流れ
※宮城峡蒸溜所の「ガイドツアー」に参加した様子
実際にニッカウイスキーの工場見学に参加した経験をベースにしています。
- 「ニッカウイスキー工場見学」の様子(宮城峡蒸溜所)
についてまとめました。 お一人でもカップルでもファミリーでも、三世代で楽しめます。
ニッカウイスキー 工場見学 アクセス
宮城県仙台市にニッカウイスキーの宮城峡蒸溜所はあります。
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最寄駅のJR「作並駅」から徒歩約40分の立地です。
駐車場もあるのでレンタカーでもアクセスができます。
運転者の方はソフトドリンクの用意もあるので蒸溜所を楽しむことができます。
今回はニッカウイスキーの工場見学に行くために「作並駅」からシャトルバスを利用しました。
記事作成時は金土日祝日限定で毎時一本のペースでシャトルバスが出ていました。
ニッカウイスキーの工場見学は「事前予約」が可能です。
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ニッカウイスキーの宮城峡蒸留所に到着したら受付のあるビジターセンターへ向かいます。
以下、ニッカウイスキー工場見学の詳細となります。
ニッカウイスキー 工場見学
ビジターセンターに到着したら代表者が受付をします。
代表者の方は受付と共に「見学に際する注意点」の説明を受けます。
「運転の予定がある方」や「未成年」にはネックストラップが配布されました。
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ビジターセンターの入口には「宮城峡」をはじめ宮城峡蒸留所のウイスキー展示があります。
「ポットスチル」と呼ばれる銅でできた単式蒸溜器も展示されています。
ベビーカーの貸し出しもしているので小さいお子さんがいらっしゃる場合も安心です。
続いて、ニッカウイスキーの工場見学「自由見学エリア」について説明します。
ニッカウイスキー 工場見学 自由見学エリア
ニッカウイスキーの工場見学は「自由見学エリア」があります。
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特に予約などは必要なく「ウイスキー造りの過程」についての展示も見学できます。
ウイスキー造りで最重要な「樽」について実物大の展示と併せて説明書きがありました。
効用などについても学べるのでウイスキー初心者の方にも優しい内容となっていました。
ギャラリーには「ブラックニッカ」などニッカウイスキーを代表する商品が展示されていました。
続いて、いよいよニッカウイスキー工場見学のガイドツアーの内容となります。
ニッカウイスキー 工場見学 ビデオツアー
受付が終了し、ツアー開始時刻になると別室に案内されます。
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ニッカウイスキーの歴史と理念のついて学びました。
創業者の竹鶴政孝は宮城峡の自然に惚れ込みこの地に蒸溜所を建設しました。
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複数の蒸溜所を設立することでより芳醇なブレンドウイスキー造りを目指しています。
続いて、ニッカウイスキー工場見学は各施設のガイドツアーに進みます。
ニッカウイスキー 工場見学 乾燥棟
ニッカウイスキー工場見学は屋外に出て各施設をガイドツアーでまわる形式でした。
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現在はこの施設は稼働していませんが蒸溜所のシンボルとなっています。
右隣には宮城峡蒸溜所の特徴でもある「カフェ式連続式蒸溜」の「蒸溜棟」があります。
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高さがある建物となっており、10階建てマンションに相当する高さがあるそうです。
続いて、ニッカウイスキー工場見学の「仕込み棟」に進みます。
ニッカウイスキー 工場見学 仕込棟
ニッカウイスキー工場見学は「仕込み」の工程へ進んでいきます。
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まず、隣接する18本のサイロで貯蔵されてる麦芽をミル塔で粉砕していきます。
粉砕された麦芽は「マッシュタン」と呼ばれる糖化槽で温水に混ぜると麦汁になります。
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発酵タンクにウィスキー酵母を加えて3日ほど置くともろみが出来上がります。
ステンレス製の5万リットルが22機もあるそうです。
この後、ニッカウイスキー工場見学はいよいよ「蒸溜工程」へと進みます。
ニッカウイスキー 工場見学 蒸溜棟
ニッカウイスキー工場見学は「蒸溜工程」へ進みます。
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ポットスチルと呼ばれる「単式蒸留器」で2回蒸溜されます。
1回目の蒸溜でアルコール度数「8-24%」、2回目65%の無色透明のウイスキーができあがります。
ポットスチルの形が余市と違い、ブレンドする際の深みにもつながっています。
採用されている「ストレートポット」は珍しく宮城峡蒸溜所の特徴となっています。
「しめ縄」は日本酒造りをベースにした「日本の酒造り伝統」の証だそうです。
室内には1回目と2回目に蒸溜された「ウイスキーの香り」を楽しむコーナーがありました。
ここで蒸溜されたウイスキーは樽詰めされ「貯蔵庫」へと送られます。
竹鶴氏の言い付けを守り「自然をそのまま」につくられた宮城峡蒸溜所を体感しながら戻ります。
電線がないので美しい景観が楽しめるのも宮城峡蒸留所の特徴です。
続いて、ニッカウイスキー工場見学の「貯蔵庫」へと進みます。
ニッカウイスキー 工場見学 貯蔵庫
ニッカウイスキーの「貯蔵庫」は自由見学エリアとなっており予約なしでも楽しめます。
屋外に展示されている「ストレートポット」は「マッサン」の撮影でも使われたそうです。
ウイスキーを題材にしたドラマでブームの火付け役ともなりました。
趣のある建物の内部を見学していきます。
中にはニッカウイスキーの刻印がされた樽が一面に配置されており壮観でした。
樽の種類や熟成によるウイスキーの色や香味の変化を学ぶことができます。
熟成年数によって樽の様子が変化していく様子も見学できました。
床は土になっており、木の台座で地面から少し浮かせてありました。
ニッカウヰスキーの歴史も体感できるので自由見学の際もぜひ立ち寄ってみてください。
続いてはニッカウイスキー工場見学の最後の工程「試飲」です。
ニッカウイスキー 工場見学 試飲
ニッカウイスキー工場見学ガイドツアーの最後は「試飲」となっています。
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専用エリアに案内され、宮城峡蒸溜所でつくられたウイスキーを味わうことができます。
訪問時は「宮城峡」「スーパーニッカ
」「アップルワイン
」の3種類が用意されていました。
それぞれ、案内されたオススメの割り方は以下の通りでした。
銘柄 | 特徴 | オススメ |
宮城峡 | 華やかでフルーティな味わい | ハイボール |
スーパーニッカ | 余市、宮城峡、グレーンウィスキーをブレンドしたロングセラー | ロック |
アップルワイン | りんごとあわせたフルーティーな味わい。アルコール度数22度ある。 | ハイボール |
それぞれグラスに入れられたセットをカウンターで受け取り好みの割り方にするスタイルです。
オススメの割り方で今回は楽しんでみました。
美味しい水割りやロックの作り方の指南書も各テーブルに配置されているので安心でした。
試飲所に用意されている氷はウイスキーつくりにも使われる「新川」の水を使っています。
炭酸割りにしてハイボールにしても美味しかったです。
普段飲まない銘柄を普段飲まない割り方で試飲できるのも工場見学ならではです。
アルコール度数が高いので酔いが回ってきたら割ってゆっくり飲むのがオススメです。
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ここでニッカウイスキー工場見学ガイドツアーは終了となります。
ガイドツアーの試飲会場の横には一般開放されている「試飲所」もあります。
「竹鶴」や宮城峡限定ブレンド、余市蒸溜所限定ブレンドの飲み比べが楽しめます。
なかなか入手しにくくなった「竹鶴」の17年が驚く値段で飲むことができました。
正直これだけでも大満足だったのですが蒸留所の飲み比べも楽しかったです。
工場直送ウイスキーやおつまみも販売していたのでぜひ試飲と併せて楽しんでみてください。
最後に併設するショップも魅力的だったので紹介します。
ニッカウイスキー 工場見学 ショップ
ニッカウイスキー工場見学ガイドツアー終了後は自由解散となります。
横はショップとなっており、宮城峡蒸溜所限定ウイスキーも販売しています。
ここでしか買えない「宮城峡」の限定ブレンドも目白押しで思わずお土産を買ってしまいました。
試飲コーナーで試した「シャークジャーキー」は子供が気に入ったので追加購入しました。
限定グラスなども販売していたので、宮城峡蒸留所訪問記念にもなります。
ニッカウイスキー工場見学で試飲した「アップルワイン」も販売していました。
各々の方のニーズに合わせたショップとなっていたのでぜひ覗いてみてください。
ニッカウイスキー 工場見学 まとめ
ここまで「ニッカウイスキー工場見学」の流れをまとめてきました。
-
- ニッカウイスキー工場見学は事前予約が可能
- ニッカウイスキー工場見学はガイドツアーの最後に試飲がある
- ニッカウイスキー宮城峡蒸溜所は試飲コーナーがある
- ニッカウイスキー宮城峡蒸溜所はショップも必見
ニッカウイスキー宮城峡蒸溜所はお酒好きが特に楽しめる工場見学でした。
皆さんの旅の参考になれば幸いです。
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