お遍路

高野山を満喫する方法(世界遺産・お遍路・観光を徹底ガイド)

高野山は金剛峯寺やお遍路以外にどんな楽しみ方があるのかな?

高野山に興味のある方へ向けた記事になります。

この記事でわかること

高野山の観光ポイント

実際に高野山でお遍路を満願・観光をした経験をベースに書いています。

  • 高野山 世界遺産 町石道
  • 高野山 観光
  • 高野山 お遍路
  • 高野山 宿坊
  • 高野山 特別列車「天空」

についてまとめました。

記事を読めば「高野山の観光」のポイントがつかめます。

みなさんに合ったポイントが見つかれば幸いです。

高野山 ルート

今回、高野山を観光したルートになります。

  • 高野山 町石道
  • 高野山 周辺観光
  • 高野山 お遍路(奥之院、宿坊)
  • 特別列車「天空」 ※ケーブルカー乗り継ぎ含む

などなど。

高野山の観光ポイントをおさえています。

高野山町石道はGoogle mapで表現できる範囲でピンを打ちました。

以下で詳細について説明していきたいと思います。

高野山 町石道

慈尊院から高野山への表参道で、世界遺産の一部となっています。

九度山駅から慈尊院を経由し高野山まで約22kmを歩きました!

町石を辿って山道を進み「大門」を目指します。

「世界遺産の道を歩く経験」は貴重な機会だと思います。

詳細をまとめておきましたので、ぜひ興味のある方はご検討ください。

【歩旅】世界遺産の古道・高野山町石道の歩き方(九度山駅から高野山まで解説)

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高野山 観光

高野山には多くの観光ポイントがあります。

主要なポイントが固まっているので日程が少なくても十分に楽しめるのが特徴です。

車やバスなどを使えば周辺にも観光スポットがあるので更に高野山を楽しむことができます。

今回は「金剛峯寺」を中心に周辺の観光スポットについて説明していきたいと思います。

高野山 大門

「高野山 町石道」の終着点にあるのが大門です。

高さが約25mもあり、大門をくぐると高野山の街並みが広がります!

大きさもですが、その重厚な造りにも圧倒されます。

門の両脇には「仁王像」がいらっしゃいます。

一礼して、高野山の街へ入っていきましょう。

高野山 金剛峯寺

平安時代に弘法大師によって開かれた仏教の聖地です。

金剛峯寺は教科書にも載っており、高野山の観光ハイライトとなります。

教科書で見たことのある門構えを見て感動しました。

高野山は和歌山県の山奥にあるので京都のお寺ほど人混みになっていませんでした。

季節にもよるでしょうが、京都で人混みに疲れるなら、高野山は穴場なのかもしれません。

回廊も人が入らない状態で写真が撮れました。

ただただ静かな時間が過ぎていきました。

庭も手入れが行き渡っており、さすが「真言宗の総本山」と感じました。

庭園で有名なのが「蟠龍庭」です。

高野山は各地の漢字が難しくて読めなくて困りました、、、

このお庭は「ばんりゅうてい」と読むそうです。

日本最大の石庭は好天気も相まって壮観でした。

  • 四国の青い花こう岩140個
  • 京都の白川砂

が使われ、本山奥殿を守護する龍の姿が表現されているそうです。

細かいところに気配りされてる点がいかにも「日本らしい」と思いました。

普段、「日本」を感じることが少ない生活を送っているせいか余計に感じたのかもしれません。

庭園も含めて「和」を感じられる空間でした。

リラックスできる空間なのでぜひ庭園込みでゆっくり時間をとって楽しんでみてください。

高野山 中門

昨日の大門に続き、中門。

割と最近に出来た感じの門だった。

高野山 壇上伽藍

高野山で奥之院と共に二大聖地とされているのが「壇上伽藍」です。

「だんじょうがらん」と読み、弘法大師が建立し「胎蔵曼荼羅」の世界を表しているといわれています。

「伽藍」とはサンスクリット語で「僧侶が集い修行をする神聖な場所」という意味だそうです。

中に入ることもできるので機会があれば内部も覗いてみてください。(内部は撮影禁止でした)

高野山 お遍路

高野山は四国お遍路を巡礼した後に目指す土地でもあります。

お遍路さんは高野山で納経をしてもらい「満願」となります。

私も四国お遍路の後、高野山を訪問した際は「遂に四国お遍路満願の地にやって来た!」と感動しました。

四国お遍路を巡礼した後に高野山を訪問すると感動もひとしおです。

奥之院がある「弘法大師御廟」まで2キロの参道は杉並木が続きます。

道中、各時代の武将や有名企業などの供養塔が建ち並んでいます。

お墓を写真に収めるのは気が引けたので写真はありません、、、

有名な武将の墓石や変わった形をした墓石があるのでお参りしてみてください。

高野山 御廟橋

御廟橋(ごびょうのばし)と読みます。

お遍路の納経はこの先で納めます。

  • 燈籠堂(とうろうどう)
  • 弘法大師御廟(こうぼうだいしごびょう)

へと続いており、これより先は聖域となります。(この先は撮影禁止です)

橋を渡る人はいくつか心がけが必要とのこと。

  • 服装を正し
  • 礼拝し
  • 清らかな気持ち

で足をふみ入れるようにしてください。

納経を済ませたら、いよいよ満願の御朱印記帳の時間です。

高野山 お遍路 満願

納経を済ませたら御廟橋の手前にある納経所で御朱印をいただきます。

四国お遍路の八十八ケ所の御朱印が埋まった最後のページに高野山の御朱印をいただきます!

お遍路さんにとって、感無量の瞬間です。

満願を持って、お遍路は一旦完結となります。

四国お遍路などで利用した「金剛杖」などは高野山で奉納することができます。

もし関連道具を利用していた場合は高野山での奉納もご検討ください。

高野山 宿坊

高野山には多くの宿坊があります。

普段、仏教にゆかりがない方でも気軽に体験できるサービスもあるのでぜひ高野山に立ち寄った際は「宿坊」に宿泊してみてください!

高野山の宿坊に宿泊した様子をまとめましたので参考にしてみてください。

【宿泊】高野山の宿坊選びのポイント(実際に「持明院」に宿泊してきました)

続きを見る

高野山 天空

高野山へは特別観光列車が出ています。

  • 展望デッキで大パノラマの風景を味わえる

という触れ込みで、その名も「天空」と言います。

 

今回は高野山からの帰りのみ「天空」を利用しました!

金剛峯寺からのアクセスを説明していきたいと思います。

高野山 ケーブルカー

まず、金剛峯寺の前のバス停からケーブルカー乗り場へ向かいます。

ケーブルカー乗り場の展望台からの眺めです。

山々が眼下に広がっています。

標識で標高を確認すると、なんと「867m」でした。

高野山町石道がきつかったはずだよ。7時間も登山したもんな、、、

特別観光列車「天空」の発着駅である「極楽橋駅」まではケーブルカーで下ります。

地味にケーブルカーもスリルがあって楽しめます。

もし空いていれば一番前の席がオススメです。

高野山 極楽寺駅

極楽寺駅に到着後は特別列車「天空」に乗り換えます。

駅構内は風鈴の装飾で溢れていました。

南海鉄道さんが誇る特別列車「天空」は既にホームで待機していました。

全席指定席でパノラマ席は車窓が楽しめる形状となっています。

観光に特化した車両の車窓を楽しみにしていたのですが曇天で何も見えませんでした、、、

なんと電車に乗り込むなり、大雨と霧が発動して何も見えなかったのです。

昼過ぎに終着駅の「橋本駅」に到着した時の様子はこちら。

全く景色が楽しめなかったのは残念でしたが、これが最低だと思うので安心してください。

みなさんはぜひ絶景を楽しんでいただけることを祈っております。

高野山 まとめ

高野山を満喫する方法についてまとめてきました。

  • 高野山町石道は「世界遺産」を歩ける貴重な機会
  • 高野山観光は「金剛峯寺」「壇上伽藍」を中心に抑える
  • 高野山はお遍路さんにとっては聖地
  • 高野山には宿坊にはぜひ一度宿泊してみてほしい
  • 高野山訪問の際は特別列車「天空」が天気さえ良ければ最高

上記ポイントをおさえれば高野山を満喫できると思います。

みなさんの旅の参考になれば幸いです。

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