四国で宿坊への宿泊を検討している方へ向けた記事になります。
実際に宿坊に宿泊した経験をベースに書いています。
- 安楽寺宿坊 予約方法
- 安楽寺宿坊 宿泊
- 安楽寺宿坊 精進料理
- 安楽寺宿坊 体験
についてまとめました。
お遍路体験に最適な宿坊だったので、ぜひ機会があれば宿泊してみてください。
安楽寺 宿坊
徳島県で一番気になっていた宿坊が「安楽寺」です。
安土桃山時代から400年以上も続いている歴史もさることながら、
- 温泉に入ることができる宿坊
という珍しい宿坊だったので特に興味を持っていました。
また、「お勤め」と呼ばれる宿坊体験もできるので宿泊を決めました。
「卍(藩主蜂須賀家の家紋)」の雪洞(ぼんぼり)のかかった大玄関が立派な宿坊です。
項目 | 詳細 |
食事 | 夕朝食付 |
風呂 | 温泉大浴場 |
その他設備 | コインランドリー |
接客 | |
満足度 | |
立地 | JR高徳線「板野駅」より車で約15分 |
宿泊費(参考) | 7,200円
【夕朝食付】シングル[禁煙] ※当時の宿泊した際の実費です。 |
ネット予約 | 楽天トラベルで料金を確認する>> |
以下で詳細について説明していきたいと思います。
安楽寺 宿坊 予約
安楽寺の宿坊は以下の方法で予約することができます。
- ネット予約
- 電話予約
他の宿泊施設同様の流れで予約すれば基本問題ありません。
ただ、ネット予約の方がサイトの割引クーポンなどが使える場合があります。
事前に料金や割引クーポンなどを確認しておくとベターです。
安楽寺 宿坊 宿泊
エントランスはとてもきれいで旅館の佇まいです。
私もそう思っていました。
安楽寺は団体客の方もいらっしゃいます。
普通の旅館に近い雰囲気なので、プチお遍路体験で訪れても安心して宿泊できます。
受付でチェックインをすますと、係の方から説明があります。
- お風呂
- お食事
- お勤め(勤行)
について話があるので忘れずに覚えておきましょう。
「お風呂」の時間は団体客の宿泊があった場合などは時間が変わるそうです。
お部屋へ案内されると、旅館の和室です。
安楽寺の宿坊に宿泊したときは自転車で四国お遍路を巡礼中でした。
早速、荷物を置いて一日中徳島を巡った体を温泉で洗い流しにいくことに。
肩書もさることながら、お風呂自体も宿坊とは思えないくらい立派でした。
宿坊の方の話だと、
弘法大師が四国を修行中に掘り当てた温泉と伝承されている
とのこと。
温泉にゆっくりと浸かるだけでお遍路体験もでき、疲れをいやせて快適でした。
安楽寺 宿坊 精進料理
お風呂を頂いた後は、大広間で夕飯です。
指定の時間にみんなで食事をする形となっています。
周囲に飲食店は少ないので「お食事」はつけた方が無難です。
精進料理がベースとなったお料理が出てきます。
精進料理なので、味は質素でしたがおいしかったです。
また、別料金を払えば「ジュース・ウーロン茶・ビール・日本酒・焼酎」なども用意されていました。
安楽寺 宿坊 お勤め
安楽寺の宿坊では希望者が「お勤め」の体験をすることができます。
寺院内の普段は立入禁止の場所にある仏様や所蔵品も拝観できるのも宿坊体験の楽しみです。
安楽寺の「お勤め」は夕食後の時間に設定されていました。
という方もいらっしゃると思います。
安楽寺宿坊は観光目的の宿泊客や外国人もいるので安心してください。
お寺側も織り込み済みのようで、わかりやすい言葉で色々説明してくださりました。
指定時間に準備部屋に向かい、住職さんから一通りの説明を受けます。
先祖供養、自身の祈願
本堂の前の準備部屋で「先祖供養・祈願」を紙に書いて準備します。
本堂で読経
本堂に案内されて、住職さんに続いてみんなで読経します。経本の貸し出し、椅子の貸し出しもありました。
住職さんのお話
お寺の話や時事ネタなど住職さんの話を聞くことができます。
本堂奥を見学
仏様や所蔵品、お堂の壁の文字などを見ることができます。
が流れとなっています。
読経後の住職さんのお話が印象的でした。
四国各所に昔は宿坊は40箇所近くあったそうですが、今では10箇所前後となっているそうです。
とのこと。
色々なお遍路さんや宿泊客を受け入れてきた結果が「お勤め」にも凝縮されていました。
プチお遍路さんに優しい説明も納得でした。
安楽寺 宿坊 お接待
翌日の朝には軽食として「バナナ」が出てきました。
身も心も癒してくれるお宿でした。
お遍路の方もお遍路じゃない方もいい経験になるのでおススメです。
安楽寺 宿坊 まとめ
安楽寺の宿坊についてまとめてきました。
- 「予約」は電話かWeb予約で可能なので事前にクーポンなどをチェック
- 「温泉大浴場」が特徴的な宿坊
- 「お勤め体験」も希望すればできるのでオススメ
徳島県にお遍路に行く際はぜひ利用してもらいたい宿坊でした。
みなさんの旅の参考になれば幸いです。
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