甲府周辺でワイナリー見学を検討している方へ向けた記事になります。
この記事でわかること
「ワイナリー見学」の様子
※サドヤワイナリーの「ワイナリー見学」に参加した様子
実際にサドヤワイナリーのワイナリー見学に参加した経験をベースにしています。
- 「ワイナリー見学」の様子(サドヤワイナリー)
についてまとめました。
お一人でもカップルでもファミリーでも楽しめます。
甲府 ワイナリー見学 アクセス
山梨県甲府市に「サドヤワイナリー」はあります。
最寄駅のJR「甲府駅」から徒歩約5分の立地です。
運転者の方(自転車を含む)は試飲体験がソフトドリンクとなりますのでご留意ください。
甲府駅から徒歩圏内なので宿泊宿に自動車を停めてから徒歩で訪問するのもオススメです。
今回はサドヤワイナリーのワイナリー見学に行くために「甲府駅」から歩いて行きました。
サドヤワイナリーのワイナリー見学は「事前予約」が可能です。
地下施設見学となるのでベビーカーが必要なお子さんは参加が難しいかもしれません。
サドヤワイナリーに到着したら入口右手にある「ワインブティック」で受付をします。
以下、サドヤワイナリー見学の詳細となります。
甲府 ワイナリー見学
ワインブティックに到着したら受付と共に「見学に際する注意点」の説明を受けます。
ワインブティックの奥に待合室があるので定刻前に到着しても待つことができました。
定刻になるとスタッフの方が集合をかけてワイナリー見学が始まります。
まずはサドヤワイナリーの敷地内の説明がありました。
結婚式の料理に合わせるために「辛口」のワインを造っているワイナリーとなっているそうです。
その後、地下にあるワイナリーへと足を進めます。
甲府 ワイナリー見学 醸造工程
サドヤワイナリーのワイナリー見学は「醸造工程」の説明から始まりました。
ワイナリー内に入るとちょうど仕込みのシーズンだったそうでワインの香りがしました。
壁に「白ワイン」と「赤ワイン」の工程について説明がありました。
樽での保存期間は1〜2年程度と「ウイスキーの醸造工程」と比較すると短めとなっていました。
先日参加した「ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所」を思い出しながら説明を聞きました。
ロゼワインとオレンジワインの醸造工程についても豆知識として説明がありました。
種類 | 醸造工程 |
ロゼワイン | 赤ワイン専用葡萄を白ワイン醸造でつくるワイン |
オレンジワイン | 白ワイン専用葡萄で赤ワイン醸造で作るワイン |
ばっくりですが上記の造り方でそれぞれ醸造されているそうです。
「飲む専門」であまり知識がなかったので色々と勉強になりました。
続いて、サドヤワイナリーのワイナリー見学「展示室」について説明します。
甲府 ワイナリー見学 展示室
サドヤワイナリーのワイナリー見学は「展示室」に入って行きます。
展示室は「日本最大級のコンクリートタンク」の跡地を改築した建物でした。
この部屋いっぱいにブドウを入れて発酵貯蔵していたそうです。
部屋の上部にワインを流し込む穴が空いており、出荷の吸い上げもこの穴からしていたそうです。
外圧差で穴が空く危険があるのでタンクの上から吸い上げる形で出荷をしていたそうです。
サドヤワイナリーには50部屋同様の貯蔵室があり、部屋番号が記載されていました。
展示室見学の後半で横穴も実際に見学できるので当時の様子を伺い知ることもできました。
展示室には様々な醸造機械が展示されており、それぞれの説明も聞けました。
まずはじめに除梗機(溝に粒と茎を分ける機械)を見学しました。
この工程で大事なのはブドウ粒は少し潰れても「種は守られる」ことだそうです。
続いて「搾汁機」を見学しました。
搾汁機はフランスやドイツから輸入しており、見学した機械はドイツ製でした。
機械の回し方が速すぎると果汁が飛び散るのでいい塩梅で回す必要があるそうです。
横から果汁が出てきて下の受け皿に貯まる仕組みです。
次の部屋では「打栓機」を見学しました。
1個ずつコルク打ち込む機械。限定商品用に現役で使われているそうです。
続いては「サドヤワイナリー」の歴史について学ぶ展示室でした。
サドヤワイナリーは甲府市内に東京ドーム1個分の敷地の農園を持っています。
一通り説明を受けた後、展示室を振り返ると照明の色がグラデーションになっていました。
「ワインの飲み方順」に照明がなっているそうで、明日から使える豆知識として紹介されました。
また、各展示室の天井には最初の部屋で見た「天井の穴」があるので探してみてください。
続いて、サドヤワイナリーのワイナリー見学「樽熟庫」について説明します。
甲府 ワイナリー見学 樽熟庫
サドヤワイナリーのワイナリー見学では「樽熟庫」を見学できます。
樽は空樽で50kgあり、満杯に入れると230リットル程入ります(ワインボトル300本分くらい)。
樽には番号が割り振られて管理されており密造酒にならないようにしています。
収穫年と品種も書かれており「何年にどんな品種で作られたワインか」がわかります。
ワイン樽は「樫の木」を職人さんが一つ一つ樽に加工してつくっています。
樫の木はフランス製とアメリカ製を輸入して使っており、それぞれ香りに特徴があるそうです。
樽種類 | 特徴 |
フランス製 | ココナッツ、バニラの香りがつきやすい |
アメリカ製 | トースト、スパイスの香りつきやすい |
チップで香り付けする場合もあるがサドヤワイナリーでは樽醸造にこだわっています。
続いて、サドヤワイナリーのワイナリー見学「保管庫」について説明します。
甲府 ワイナリー見学 保管庫
サドヤワイナリーのワイナリー見学では「保管庫」も見学しました。
保管庫では「1950年代のワイン」が保管されていました。
山梨県内でも大変珍しく、現在は販売用ではなく「資料用」として保管しているそうです。
続いてはサドヤワイナリー見学の最後の工程「試飲」です。
甲府 ワイナリー見学 試飲
サドヤワイナリー見学ガイドツアーの最後は「試飲」となっています。
専用エリアでワイナリー見学でこだわりのワインを味わうことができます。
辛口に適した葡萄を育てるための工夫として葡萄作りから違いがあるそうです。
結婚式場も併設している「サドヤワイナリー」の完璧なオチでした。
ワイナリー見学はここまで自由解散となります。
有料試飲もできるので引き続き試飲を楽しみました。
サドヤワイナリーの「シャトーブリヤン」を赤白共に楽しみました。
両方とも辛口で飲みやすくお料理にとても合いそうでした。
工場直送ワインやおつまみも販売していたのでぜひ試飲と併せて楽しんでみてください。
最後に併設するショップも魅力的だったので紹介します。
甲府 ワイナリー見学 ショップ
ワイナリー見学終了後は自由解散となるので併設するショップで買い物もできます。
2,500本も展示されているギャラリー内のどの商品も手に取って購入ができます。
各ワインコンクールで受賞した商品も陳列されており、試飲と合わせて楽しむことができます。
ワインと合わせて楽しめるドライフルーツなどもあるので甲府土産にももってこいです。
併設レストランでもワインは提供されているので食事を楽しんだ後に立ち寄ることもできます。
各々の方のニーズに合わせたショップとなっていたのでぜひ覗いてみてください。
甲府 ワイナリー見学 まとめ
ここまで「サドヤワイナリー見学」の流れをまとめてきました。
-
- サドヤワイナリー見学は事前予約が可能
- サドヤワイナリー見学はガイドツアーの最後に試飲がある
- サドヤワイナリーは試飲コーナーがある
- サドヤワイナリーはショップでお土産も調達できる
サドヤワイナリーはお酒好きが特に楽しめるワイナリー見学でした。
皆さんの旅の参考になれば幸いです。
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