知床五湖周辺へ観光を検討している方へ向けたブログになります。
- ロードバイク2人旅
- 1日100kmを目安
- 宿泊は宿泊施設を利用(野宿はしない)
この条件で実際に北海道をぐるっと周遊してきました。
- 実走時に利用したルート(Google Map)
- 観光地や食事など各所の様子
についてまとめました。
今回は途中でバスに乗り換えて世界自然遺産「知床五湖」を観光してきました。
ぜひ北海道でのサイクリングや観光の際にお役立てください。
知床五湖 サイクリング ルート
「網走」から知床斜里駅を経由して「清里」まで行くルートです。
メインは世界自然遺産「知床五湖」の観光です。
「斜里バスターミナル」からバスに乗り換えて行ってきました。
項目 | 詳細 |
総距離 | 55.6km |
獲得標高(のぼり/くだり) | 61m / 88m |
難易度 | |
満足度 |
知床五湖 サイクリング 斜里
オホーツク海沿いの国道244号線を東に進む。
小さな漁港があったりして静かで交通量も少ない。
しばらく進むと右手に「濤沸湖(とうふつこ)」が出てくる。
曇り空から光が差してきて、原生花園駅付近は幻想的な雰囲気だった。
天気が良ければ「原生花園」を散策するのも楽しかったかもしれない。
のんびりと「知床斜里駅」を目指す。
今回はそこから「知床」行きのバスに乗る。
知床五湖 斜里バスターミナル
斜里バスターミナルに到着。
知床斜里駅のすぐ目の前にある。
ここから「知床」行きのバスが出ている。
当初は自転車で知床まで行くことを検討していた。
数十年に一度の台風が接近しており、ここ数日間は雨予報。
相方と作戦会議を開いていた。
そこで発見したのが「斜里バスターミナル」の存在。
知床斜里駅から知床の主要な観光地までバスが出ているのだ。
その中に「知床五湖」も含まれていたのでバス旅決定。
バスのチケットを購入して、朝一の便で出発。
乗車後、間もなく大雨が降り始める。
と相方と胸を撫で下ろす。
安心して車窓を眺めていると、突然バスが停車する。
慌てている運転手さん。
ざわつく車内。
急遽、近くのバス会社の停留所に立ち寄ることとなった。
何とバスがパンクしたようだ。
素人目には一見分からない。
まさかの「バス交換」による乗り換え。
タイムロスはあったが、再び「知床五湖」目指して出発。
朝一のバスに乗ってよかった。
知床五湖
バス停から少し歩いて「知床五胡フィールドハウス」に到着。
知床五湖のツアーはここから発着している。
空は生憎の雨模様。
早速入場チケットを購入して、園内へ。
園内に入るにあたってレクチャールームでビデオを視聴する。
その後、ガイドさんからも説明を受ける。
知床五湖は「2つのエリア」に分かれている。
- 地上遊歩道エリア(二湖、三湖、四湖、五湖)
- 高架木道エリア(一湖)
ふむふむ。
「地上遊歩道エリア」にはヒグマが出没する可能性あります
なんと、熊が出る国立公園なのだ。
特に「餌やり」は厳禁だ。
ヒグマ対策で「匂いがするもの」は持ち込みが制限されている
人生で初めて対ヒグマ対策を体験。
恐る恐る地上遊歩道へ出る。
知床五湖 地上遊歩道
知床五湖は約3kmの道のりになっている。
原生林の中に木の板が敷いてあるだけの道が続く。
雨の中、傘も持たずに歩くアラサーの2人。
まず最初に知床五湖「五湖」が出てきた。
雨のせいか、観光客が少ない。
自然の静けさが漂う。
10m以上はあるであろう大木が真っ二つに裂けている。
切り口がまだ新しい。
所々生えている原生林でヒグマは爪を研ぐそうな。
少し進むと新しい湖が出てきた。
多分、知床五湖の「四湖。
標識を見つけられなかった。
今度は大木がなぎ倒されている。
知床五湖は自然の状態を大事にしているとのこと。
というスリルがある公園は日本中探してもそんなにないだろう。
続いて知床五湖の「三湖」に到着。
どんどんの森が深くなっていく。
もはや熊どころか恐竜が出てくるんじゃないかという雰囲気。
森を抜けると目の前に湖が広がる。
原生林の大自然を進む。
地上遊歩道最後の湖、知床五湖の「二湖」だ。
2kmほど続いた地上遊歩道もそろそろ終盤。
静けさに満ちた空間に小雨が降り注ぐ。
知床五湖 高架木道
地上遊歩道を終えると知床五湖「一湖」が出現。
「高架木道」がぐるっと囲む形で観光することができる湖だ。
整備された木の歩道が1km程ぐるっと続いている。
運が良ければこの下に動物が出てくる場合もあるとのこと。
いろんな角度から知床五湖を楽しむことができる。
知床五湖の向こう側の山脈に雲がかかって幻想的な風景だった。
「大自然」を楽しむ知床ならでは。
雨も悪いことばっかりでもない。
「地上遊歩道」と「高架木道」あわせて3kmの道のり。
知床五湖の大自然を満喫した。
知床五湖 グルメ
「知床五湖フィールドハウス」に戻ってきた。
雨の風景を満喫したとはいえ、傘なしで1時間近く歩いてたので体が冷えた。
帰りのバスまであと30分ほど時間がある。
すぐ隣にある「知床五湖パークサービスセンター」で暖を取ることに。
売店が併設されており軽食も売っていた。
「鹿肉バーガー」を注文して体を温めることに。
お腹が満たされて体も温まってきた。
すると隣のアイスクリームが気になる不思議。
冷たいものを食べてまた冷えるという学習能力のなさ。
お土産コーナーなど見回っているうちにバスが到着。
相方の提案に乗り、帰りは途中下車することに。
知床五湖 道の駅
知床五湖の西側にある「道の駅 うとろ・シリエトク」に到着。
知床の自然について学べる「知床世界遺産センター」も併設された施設。
地元で取れた新鮮な「鮭丼」を注文する。
感想は言うまでもなく「うまい!」。
隣接する「知床世界遺産センター」も見学。
なぜか「ヒグマ」と「鹿」の着ぐるみが置いてある。
「ヒグマからの身の守り方」をレクチャーされた我々は実践してみることに。
まったく、アラサーにもなって何をやってんだか。
そんなこんなしてたらあっという間に時間が過ぎた。
バスに乗り込んで知床斜里駅へ再び戻る。
知床五湖 サイクリング 清里
知床斜里駅に戻ってきた。
自転車に再びまたがり、南下して宿を目指す。
道の駅でホテルを予約していた。
で即決したお宿。
今回は清里にある「きよさと温泉ホテル緑清荘」を予約していた。
雨も小雨になっており、すぐに到着。
チェックインを済ませて温泉に直行。
温泉・大浴場を続ける旅がこんなに快適とは。
この法則は今後もできるだけ続けていこう。
知床へのバスツアーはおすすめです。
是非みなさんも周辺まで行った際はご検討ください。
つづく
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