お遍路の準備をしている方へ向けた記事となります。
この記事でわかること
お遍路で準備する道具一覧
実際に自転車で四国お遍路を巡礼した際の経験をベースに記事を書いています。
- 購入履歴で準備した道具を振り返り
- 購入した道具の使用感
についてまとめました。
みなさんの準備にお役立ていただければと思います。
お遍路 準備 必需品
お遍路の準備に際して「参拝に最低限必要なもの」を必需品として定義しました。
必需品のリストはこちら。
- 教本
- 納経帳
- 白札
- 数珠
実際、この必需品に「白衣」を買い足した状態で不自由なく巡礼できました。
手元に道具を揃えて準備を進められるので、ネットで事前に購入して揃えるのがベターです。
参考までに春と秋に巡礼した際の購入履歴を公開します。
みなさんがお遍路に行く時期に合わせて準備してみてください。
まず「春」の購入履歴はこちら。
「白衣」はゴールデンウィークの時期に通し打ちをしたので「袖無し」にしました。
「教本」は購入店舗の「一定金額以上を購入特典」で無料でゲットしました。
続いて「秋」の購入履歴がこちら。
「白衣」はシルバーウィークの前後で通し打ちしたので「袖あり」にしました。
「納経帳」は一冊目を親戚にプレゼントしたので二冊目を購入しました。
「Tシャツ」は初回巡礼中に部屋着が欲しかったので二回目にはじめて購入しました。
もし買い忘れても現地の札所等で参拝道具は購入できるので安心してください。
以下で各道具の詳細について解説していきます。
お遍路 準備 納経帳
お遍路の準備で欠かせないのが「納経帳」です。
巡礼の必需品で「御朱印」を記帳してもらう道具となります。
必ず専用の納経帳を準備しましょう。
- 色紙やノートなどでは受付してもらえない場合があります
デザインの種類が豊富なので、ネットで事前購入がオススメです。
長い旅を共にする道具なので、気に入ったデザインを探してみてください。
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急に「気に入ったデザインの納経帳」と言われてもピンと来ない方もいらっしゃると思います。
「納経帳選び」のポイントについてまとめました。
併せて参考にしていただければ幸いです。
-
【解説】四国お遍路満願者が振り返る、後悔しない「納経帳」を選ぶポイント
続きを見る
お遍路 準備 納札
「納経帳」と並び、お遍路の準備で欠かせないのが「納札」です。
巡礼の必需品で「本堂と大師堂で納めるお札」となります。
また、「お接待」を受けた時にも「感謝の印」として渡すのが慣例となっています。
現地の札所(お寺)でも売っていますが、記入欄があるので準備が大変です。
歩き、自転車でお遍路に行く方はネットで購入して、事前に準備しておく方がオススメです。
「100枚つづり」を最低2個用意しましょう。
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「納札の書き方」について別記事でまとめました。
事前準備される方は併せてお使いください。
-
【これで安心】失敗しないお遍路さんの「納札」の書き方と使い方(初心者の方向け)
続きを見る
お遍路 準備 経本(勤行本)
参拝する際に必須なのが「教本」です。
「読経時に読む内容」が記載された本となります。
読経時には経本を手に持つのが正式な作法となります。
巡礼を終えると愛着が湧く道具の一つです。
「四国霊場用」の教本を準備しましょう。
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お遍路 準備 白衣
お遍路さんのユニフォームです。
- 御朱印を押してもらう白衣は「判衣(はんえ)」なので注意してください
本来は上下セットですが「上のみ着用」のお遍路さんもよく見かけました。
白衣は巡礼中、長時間着ることになります。
「お遍路さん」ということが一目瞭然なので、道中気軽に話しかけてもらえます。
前面についているポケットが「小銭」などの小物が入って大活躍したのでオススメです。
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お遍路 準備 数珠
別名「念珠(ねんじゅ)」とも呼びます。
巡礼時の必需品で「読経時」に使う道具です。
ただ、お遍路はとてもオープンな巡礼となっています。
- 簡素化されたタイプや他の宗派の数珠を使ってもOK
という懐の深さ。
正直、数珠が家に複数あっても使いきれないので助かりました。
もし、手元にない場合は冠婚葬祭でも使えるので安心です。
現地の札所(お寺)でも販売しているので、お気に入りのデザインを探してみてください。
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お遍路 準備 輪袈裟
境内で着用する巡礼の道具です。
「参拝を重んじる道具」とされ、バスツアーのお遍路さんはほとんど全員着用していました。
お遍路はここでも懐の深さを見せます。
- 色や生地は好みで選んでOK
とのこと。
現地の札所(お寺)では「紫色」の輪袈裟をよく見かけました。
ネットでは「赤色」や「金色」など鮮やかな輪袈裟もありました。
「好みの色の輪袈裟」を選んで、参拝衣装のアクセントにしてもいいかも知れません。
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お遍路 準備 ろうそく
境内で「納経する際」に使う道具です。
現地の札所(お寺)でも購入できます。
歩きや自転車で巡礼される方は「現地購入」の方が荷物が減るメリットがあります。
バイクや車で巡礼される方は「ネット購入」の方が都度購入する手間が省けます。
巡礼手段に合わせて、どちらで購入するか検討してみてください。
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お遍路 準備 線香
「ろうそく」と同じく、境内で納経する際に使う道具です。
折れやすいので、心配な方は現地の札所(お寺)で調達してもOKだと思います。
バイクや車で巡礼される方は「ネット購入」の方が都度購入する手間が省けます。
巡礼手段に合わせて、どちらで購入するか検討してみてください。
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お遍路 準備 笠
お遍路さんの代名詞といってもいい「笠」。
笠を着用すると一段とお遍路さんの風格が漂います。
巡礼道中の「日よけ、雨よけ」として使える道具です。
お遍路は長丁場なので「全く日影がない区間」や「雨の降る日」に重宝します。
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ただ、荷物になるのが難点です。
巡礼手段に合わせてご検討ください。
特に自転車で巡礼をされる方は注意が必要です。
普通に危険なので、首の強さに自信がない方は避けた方がベターです。
お遍路 準備 金剛杖
「笠」と並んでお遍路さんの代名詞とも言える「金剛杖」。
四国は山道が多いので歩行をサポートしてくれる道具です。
実際に雲辺寺への参道で「お接待」の金剛杖を使ったのですが、足への負担が全然違いました。
ただ「笠」と同じく、平時は荷物になるのが難点です。
巡礼手段に合わせてご検討ください。
お遍路 準備 頭陀袋
お遍路さんが肩から下げているのが「頭陀袋」です。
お遍路グッズを収めておくための袋で、別名「さんや袋」とも呼ばれます。
お遍路に特化したバッグなので、内ポケットが参拝道具用に最適化されています。
「ろうそく」や「線香」など参拝道具をフルセットを持参する方は便利だと思います。
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ただ、お遍路はここでも懐の深さを見せます。(何度目だ、、、?)
- 参拝時はどんなバックを使ってもOK
とのこと。
お遍路は長い旅になるので「体に密着する部分」は「旅の快適度」に直結します。
巡礼手段に合わせてご検討ください。
お遍路 準備 Tシャツ
番外編ですが、お遍路の「Tシャツ」もあります。
巡礼中の部屋着として購入しました。
お遍路後も全然くたらず寝巻きとして使いました。
お遍路 準備 セット
という方もいらっしゃると思います。
文字通り、お遍路の参拝道具が揃うセットがあります。
例えば「入門セット(調査時)」の内容はこちら。
- 納経帳(赤・紺、からお選び下さい)
- 納札(四国八十八ヶ所(100枚綴り))1束
- 経本<お遍路さんの勤行次第>(黒・みどり・えんじ、からお選び下さい)
- 防水さんや袋<大>
- 輪袈裟<文字入>(紫・緑・えんじ、からお選び下さい)
- 巡拝用白衣<袖無し>背文字入(M・L・2L、からお選び下さい)
最低限の納経道具は揃っているセットです。
例に出した「入門セット(調査時)」の謳い文句がこちら。
- 「単品合計 8,532円(送料別)」が「セット価格 8,000円(送料込)」
少しだけお得になっているようです。
他にもネットでは「色々なお遍路のセット」が用意されていました。
- 「笠」や「金剛杖」も入った充実セット
- 「ろうそく」や「線香」が入った安心セット
などなど。
巡礼手段に合わせてご検討ください。
お遍路 準備 まとめ
お遍路の準備について購入履歴を見ながら説明してきました。
ポイント
- 必需品(教本、納経帳、納札、数珠)はネット購入して事前準備がベター
- 迷ったら「セット」を購入すれば失敗は少ない
自由に旅のアレンジをできるのがお遍路の特徴の一つです。
参拝方法に合わせて自分にあった道具を足していくのもいいと思います。
ぜひこだわりのアイテムを加えてお遍路を楽しんでください。
みなさんの旅の参考になれば幸いです。