成績/移籍/観戦(プロ野球)

【成績/ドラフト移籍/観戦】阪神タイガース(2023年シーズン振り返り)

「阪神タイガース」の2023年のシーズンを振り返ります。

阪神タイガースの過去シーズンに興味のある方へ向けた記事となります。

この記事でわかること

「阪神タイガース」の2023年シーズンの様子

※成績、選手、応援、グルメなど現地情報を中心にまとめました。

実際に「阪神タイガース」の試合を観戦した経験をベースに書いています。

  • 阪神タイガース 2023 基本情報
  • 阪神タイガース 2023 総評

についてまとめました。

新シーズンをより楽しむための振り返りとなります。筆者の主観が入っている点はご了承いただけると幸いです。

皆さんのお出かけの参考にしていただければ幸いです。

阪神タイガース 2023 基本情報

「阪神タイガース」の2023年シーズンの基本情報になります。

  • チーム成績
  • 打撃成績(チーム、個人)
  • 守備成績(チーム、個人)
  • 投手成績(チーム、個人)

について振り返っていきます。

阪神タイガース 2023 チーム成績

阪神タイガースの2023年は「日本一」でした。

セリーグ全球団に勝ち越して「セリーグ優勝」を果たし、そのまま38年ぶりの「日本一」でした。

2位以降に大きく差をつけてのセリーグ制覇でした

球団 勝率
阪神 85 53 5 .616 --
広島 74 65 4 .532 11.5
DeNA 74 66 3 .529 12
巨人 71 70 2 .504 12.5
ヤクルト 57 83 3 .407 29
中日 56 82 5 .406 29

ホームで強さを発揮し、ロードでも「10」の貯金を作りました。

交流戦で若干失速しましたが大崩れしませんでした。

対戦 D
対神 - 9-15
(1)
12-13 6-18
(1)
7-17
(1)
9-15
(1)
対広 15-9
(1)
- 10-14
(1)
8-17 11-13
(1)
12-12
(1)
対D 13-12 14-10
(1)
- 14-11 10-14
(1)
8-16
(1)
対巨 18-6
(1)
17−8 11-14 - 8-17 9-15
(1)
対ヤ 17-7
(1)
13-11
(1)
14-10
(1)
17-8 - 11-14
対中 15-9
(1)
12-12
(1)
16-8
(1)
15-9
(1)
11-14 -
7-10
(1)
9-9 11-7 11-7 7-11 7-10
(1)

クライマックスシリーズではファイナルステージで広島を破りました。

この結果、日本シリーズで「オリックス」と対戦して日本一となりました。

阪神タイガース 2023 打撃

阪神タイガースの2023年の「基本オーダー」は下記の通りでした。

打順 守備 選手名
1 近本
2 中野
3 ノイジー
4 大山
5 佐藤輝明
6 森下
7 木浪
8 坂本
9 投手 P

阪神タイガースの2023年の「チーム打撃」「個人打撃」の成績は以下の通りです。




阪神タイガースの2023年の「チーム打撃成績」は以下の通りです。

チーム打率がセリーグ2位タイ、盗塁数(79)はダントツの1位でした。

長打率がリーグ5位でしたが得点数(555)はリーグトップと効率よく得点しました。

打率 得点 長打率
.247 555 84 79 106 494 .352
.246 493 96 78 96 349 .357
D .247 520 105 33 106 355 .369
.252 523 164 48 93 365 .402
.239 534 123 62 115 447 .367
.234 390 71 36 92 306 .326

阪神タイガースの2023年の「個人打撃成績」は以下の通りです。

大山選手と佐藤輝明選手が20本塁打前後を記録し、中野選手も最多安打を獲得しました。

近本選手が盗塁王を獲得した他、中野選手も20盗塁を記録し機動力を見せました。

選手名 打席 打率
中野拓夢 660 .285 164 2 40 20 21 57 107
大山悠輔 625 .288 148 19 78 3 0 99 120
近本光司 585 .285 143 8 54 28 0 67 71
佐藤輝明 548 .263 128 24 92 7 0 54 139
ノイジー 516 .240 114 9 56 0 0 36 85
木浪聖也 470 .267 109 1 41 0 20 31 103
森下翔太 377 .237 79 10 41 1 0 29 70
坂本誠志郎 289 .226 55 0 21 0 18 19 62
梅野隆太郎 251 .194 42 1 19 3 1 28 56
ミエセス 143 .222 28 5 16 0 0 14 45
島田海吏 121 .145 16 1 6 7 1 7 26
前川右京 107 .255 24 0 7 0 0 9 25
小幡竜平 91 .282 22 0 8 3 5 8 23
渡邉諒 85 .177 14 2 10 0 0 5 18
糸原健斗 83 .236 17 0 5 0 0 9 16
小野寺暖 83 .347 26 0 11 0 1 7 12
原口文仁 56 .192 10 2 8 0 0 3 18
伊藤将司 52 .116 5 0 2 0 7 2 26
村上頌樹 49 .136 6 0 0 0 3 2 23
大竹耕太郎 48 .098 4 0 3 0 5 2 27
青柳晃洋 37 .125 4 0 4 0 5 0 12
井上広大 37 .229 8 0 7 0 0 2 18
才木浩人 35 .031 1 0 0 0 3 0 21
西勇輝 33 .036 1 0 0 0 5 0 12
西純矢 25 .227 5 0 5 0 2 1 9
板山祐太郎 17 .059 1 0 0 0 0 0 7
長坂拳弥 12 .222 2 0 0 0 3 0 3
ビーズリー 11 .000 0 0 0 0 0 0 7
熊谷敬宥 9 .333 2 0 0 3 1 2 2
桐敷拓馬 6 .167 1 0 0 0 0 0 3
秋山拓巳 4 .000 0 0 0 0 1 0 2
榮枝裕貴 4 .333 1 0 0 0 1 0 1
植田海 3 .000 0 0 0 4 1 1 0
馬場皐輔 3 .000 0 0 0 0 0 0 2
門別啓人 2 .000 0 0 0 0 0 0 2
及川雅貴 1 .000 0 0 0 0 1 0 0
富田蓮 1 .000 0 0 0 0 1 0 0

続いて、阪神タイガースの2023年「守備」についてです。

阪神タイガース 2023 守備

阪神タイガースの2023年の「基本守備位置」は下記の通りでした。

多くの守備位置でレギュラーが固定され、昨年までのバタバタ感は無くなりました。

阪神タイガースの2023年の「チーム守備成績」は以下の通りです。

失策数(85)がセリーグワーストでした。

来季連覇を目指す上での課題となりそうです。

守備率 守備機会 刺殺 捕殺 失策
.984 5460 3864 1511 85
.985 5408 3825 1501 82
D .987 5427 3868 1490 69
.990 5372 3829 1489 54
.987 5323 3803 1450 70
.986 5530 3862 1589 79

阪神タイガースの2023年の「ポジション別守備成績」は以下の通りです。

まず、捕手・外野手の守備成績はこちらです。




捕手は坂本選手と梅野選手の併用となりました。

選手名 試合 刺殺 捕殺 失策 捕逸 守備率
坂本誠志郎 83 545 48 2 1 .997
梅野隆太郎 71 445 24 2 1 .996
長坂拳弥 10 37 2 0 1 1
榮枝裕貴 1 2 0 0 0 1

外野手は近本選手、ノイジー選手が固定されてライトが流動的でした。

島田選手とルーキー森下選手がライトで併用されました。

選手名 試合 刺殺 捕殺 失策 守備率
近本光司 127 283 3 0 1
ノイジー 125 196 12 6 .972
島田海吏 97 60 0 4 .938
森下翔太 90 168 5 2 .989
ミエセス 33 42 1 2 .956
小野寺暖 31 26 1 0 1
前川右京 22 32 1 0 1
植田海 12 6 0 0 1
井上広大 11 19 0 0 1
板山祐太郎 9 6 1 0 1
熊谷敬宥 4 0 0 1 0

続いて内野手の守備成績はこちらです。






一塁手は大山選手が昨年に続きレギュラーとして固定されました。

選手名 試合 刺殺 捕殺 失策 守備率
大山悠輔 143 1286 109 9 .994
糸原健斗 1 4 0 0 1
原口文仁 1 3 0 0 1

二塁手は中野選手がコンバートされて固定されました。

選手名 試合 刺殺 捕殺 失策 守備率
中野拓夢 143 303 467 9 .988

遊撃手は木浪選手がレギュラーで固定されました。

中野選手が二塁手へコンバートされた分をしっかりと埋めました。

選手名 試合 刺殺 捕殺 失策 守備率
木浪聖也 126 189 349 10 .982
小幡竜平 34 47 68 4 .966

三塁手は佐藤輝明選手がレギュラーで固定されました。

失策数(20)は来季以降の課題となります。

選手名 試合 刺殺 捕殺 失策 守備率
佐藤輝明 129 89 213 20 .938
熊谷敬宥 9 2 3 0 1
渡邉諒 8 8 11 3 .864
糸原健斗 7 1 6 0 1
小野寺暖 2 0 1 1 .5

続いて、阪神タイガースの2023年「投手」についてです。

阪神タイガース 2023 投手

阪神タイガースの2023年の「投手成績」は以下の通りです。

セリーグ内で唯一の2点台の防御率はダントツで村上投手の台頭が大きいシーズンでした。

完投数(10)、与四球(315)もセリーグ最小で投手陣の奮闘が光りました。

防率 S 完投 被本 与四 奪三 失点
2.66 45 10 88 315 1009 424
3.20 46 9 109 400 975 508
D 3.16 42 10 118 359 1158 496
3.39 31 8 129 401 1075 507
3.66 33 3 143 382 953 567
3.08 37 4 76 445 1062 498

各役割の投手別成績は下記の通りです。





先発は村上投手が最優秀防御率のタイトルを獲得しました。

伊藤投手、ソフトバンクから獲得した大竹投手の活躍や才木選手の投球も光りました。

昨季最多勝の青柳投手が本来の姿でない中、素晴らしい投手成績を残しました。

選手名 防御率 登板 投回 被本 与四 奪三
伊藤将司 2.39 21 10 5 146 8 21 91
村上頌樹 1.75 22 10 6 144 9 15 137
大竹耕太郎 2.26 21 12 2 131 10 12 82
才木浩人 1.82 19 8 5 118 8 36 107
西勇輝 3.57 18 8 5 108 8 24 56
青柳晃洋 4.57 18 8 6 100 6 38 64
西純矢 3.86 17 5 2 72 9 28 45
ビーズリー 2.20 18 1 2 41 1 13 43
秋山拓巳 7.45 2 0 1 9 1 1 7
門別啓人 3.38 2 0 0 8 0 1 5

中継ぎは岩貞投手、石井投手、桐敷投手が躍動したシーズンでした。

他にも加治屋投手、及川投手も活躍しました。

選手名 防御率 登板 S H 投回 被本 与四 奪三
岩貞祐太 2.70 50 1 0 0 24 43 2 12 30
石井大智 1.35 44 1 1 0 19 40 2 8 29
桐敷拓馬 1.79 27 2 0 0 14 40 1 12 40
加治屋蓮 2.56 51 1 5 1 16 38 3 13 32
及川雅貴 2.23 33 3 1 0 7 36 2 14 40
浜地真澄 5.86 30 3 1 0 6 27 6 6 23
K.ケラー 1.71 27 1 0 1 8 26 1 16 28
島本浩也 1.69 35 4 2 0 15 26 0 3 20
馬場皐輔 2.45 19 2 1 0 3 22 2 8 22
富田蓮 4.50 9 1 2 0 0 16 2 5 10
ブルワー 2.38 13 0 1 0 2 11 1 6 14
岡留英貴 1.29 8 1 0 0 0 7 0 1 6
小林慶祐 0.00 1 0 0 0 0 1 0 0 1

抑えは岩崎投手で固定されました。

当初守護神として期待されていた湯浅投手にとっては苦しいシーズンとなりました。

選手名 防御率 登板 S H 投回 被本 与四 奪三
岩崎優 1.77 60 3 3 35 12 56 3 14 62
湯浅京己 4.40 15 0 2 8 3 14 3 8 15

続いて、阪神タイガースの2023年の「編成」について見ていきます。

阪神タイガース 2023 編成

阪神タイガースの2023年の編成についてです。

2021年のドラフトで下記選手達を獲得しました。




外野手・投手を中心に指名をしました。

注目の森下選手をドラフト1位で獲得し即1軍で活躍する結果となりました。

選手名 所属元
1 森下翔太 中央大学
2 門別啓人 東海大学付属札幌高
3 井坪陽生 関東第一高
4 茨木秀俊 帝京長岡高
5 戸井零士 天理高
6 富田蓮 三菱自動車岡崎

育成ドラフトは野口選手のみ指名されました。

選手名 所属元
1 野口恭佑 九州産業大学

阪神タイガース 2023 入団・退団

阪神タイガースの2023年は岡田新監督を迎えました。

結果的に一番の補強となり、見事日本一に導きました。

選手名 守備 入退団 備考
矢野燿大 監督 退任
岡田彰布 監督 就任
今岡真訪 1軍打撃コーチ 就任
水口栄二 1軍打撃コーチ 就任
馬場敏史 1軍内野守備走塁コーチ 就任
井上一樹 ヘッドコーチ 退団
藤井康雄 1、2軍巡回打撃コーチ 退団
新井良太 打撃コーチ 退団
金村曉 投コーチ 退団
藤井彰人 バッテリーコーチ 退団
久慈照嘉 内野守備兼バント担当コーチ 退団
糸井嘉男 現役引退
守屋功輝 戦力外 日本製鉄鹿島入団
小野泰己 戦力外 オリックスが獲得
尾仲祐哉 戦力外 ヤが獲得
牧丈一郎 戦力外 育成 現役引退
ラウル・アルカンタラ 退団 斗山(KBO)に入団
ジョー・ガンケル 退団 ソフトバンクが獲得
アーロン・ウィルカーソン 退団 レオネス・デ・ユカタン(メキシカンリーグ)が獲得
ジェフリー・マルテ 退団 ドゥランゴ・ジェネラルズ(メキシカンリーグ)が獲得
アデルリン・ロドリゲス 退団
メル・ロハス・ジュニア 退団
齋藤友貴哉 トレード退団 移籍先:日本ハム
江越大賀 トレード退団 移籍先:日本ハム
渡邉諒 トレード獲得 前所属:日本ハム
高濱祐仁 トレード獲得 前所属:日本ハム
佐藤蓮 育成契約
大竹耕太郎 現役ドラフト獲得 前所属:ソフトバンク
陽川尚将 現役ドラフト退団 移籍先:西武
ジェレミー・ビーズリー 入団
ブライアン・ケラー 退団
ヨハン・ミエセス 入団
シェルドン・ノイジー 入団
藤浪晋太郎 ポスティング退団 移籍先:アスレチックス
コルテン・ブルワー 契約締結

阪神タイガース 2023 総評

阪神タイガースの2023年シーズンに関して、以下項目で通信簿をつけました。

  • チームの成績に連動した「チーム魅力度」
  • スタジアム演出やイベントに連動した「スタジアム魅力度」
  • スタジアムグルメにフォーカスした「グルメ満足度」
  • 子供と一緒に楽しめたかに連動した「子連れ満足度」

独断と偏見による阪神タイガースの2023年通信簿は以下の通りです。

項目 評価
チーム魅力度
スタジアム魅力度 評価不可
グルメ満足度 評価不可
子連れ満足度 評価不可

以下、詳細となります。

阪神タイガース 2023 チーム魅力度

岡田監督新体制として挑んだシーズンでした。

自力があるチームのレギュラーを固定し、安定した力を発揮できる土壌を作ると自慢の投手陣と歯車が噛み合いました。

1985年に選手として日本一になって以来、監督としても日本一になる偉業を成し遂げました。

続いて、阪神タイガースの2023年「スタジアム」についてです。

阪神タイガース 2023 スタジアム

阪神タイガースは2023年に「阪神甲子園球場」をホームスタジアムとして利用しました。

ビジター観戦のみで残念ながら「阪神甲子園球場」へ行けませんでした。

今後機会があればぜひ訪れてみたいスタジアムです。

阪神タイガース 2023 まとめ

ここまで「阪神タイガース」の2023年シーズンについてまとめてきました。

  • 阪神タイガースの2023年は「セリーグ優勝」「日本一」

皆さんのお出かけの参考になれば幸いです。

 

 

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【2023】「セリーグ」シーズン振り返り(プロ野球:成績/移籍/観戦)

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